大掃除しました

皆さん、おはようございます。

師走が「師(お坊さん)が走るほど忙しい月」と書く理由のひとつ、それが年の瀬の大掃除です。
部屋の掃除は普段から行っているので大掛かりなものはありませんが、窓ガラスを拭きあげ、風呂場を塩素水で拭きあげ、コンロ回りを掃除し、ダクトフードの油を落とし、冷蔵庫内を拭きあげ…普段しない掃除をして、新年を迎える準備をしました。

PC掃除については、9月ごろにPC内部を掃除したおかげで、大掃除に重なることはありませんでした。そもそもPC掃除だけに限らず、ダクトフードの油掃除なども、大掃除の季節ではない別の季節に充てるのが有効でしょう。特に冬場は気温が低く、油を落とすのには相性が悪いですからね。

そういえば、こういう言葉もありますね。
「新年早々掃除をすると福が逃げる(福を掃き出す)」
これは、新年を迎えるまでに掃除をし、新年ぐらいはゆっくりしろというメッセージなのではと、最近思うようになりました。日本人の民族性なのか、休まずに働くことを美徳とする傾向はありますからね。まじめに働くことは美徳ではありますが、最近では美徳に隠れて非効率な働き方や余計な苦労が横行しているようにも思えます。
時代は変わりゆくもの、まじめに働くことも大切ですが、それ以上に「しっかりと働く」ことを重点に置けば、もっといい方向に変わっていくのではないでしょうか。


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クリエイターが負ける時

皆さん、おはようございます。

クリエイター業に限らず、芸能職は大なり小なり同業者との競合が発生します。
当然ながら、競合で仕事が取れなければ勝ち負けという概念も生まれるでしょう。
では、クリエイターは同業他者と競合した際に競り負けたら負けなのでしょうか?

それについてはもちろん「No」です。
競合で仕事が取れなくても、そこでは仕事が取れませんが別の仕事を取りに行くことはできます。
では、クリエイターにとっての負けはあるのでしょうか?

それについては「Yes」と答えます。
では、クリエイターにとっての負けとは何でしょうか。

その答えは、「不慮の死を遂げること」です。

クリエイターの仕事が来なくなっても、生きている以上仕事を請け負うことはできます。
クリエイターとして見切りをつけ廃業しても、新しい人生が始まるわけですし、自分で納得の上で道を閉ざしたのだから決して負けではありません。
しかし、不慮の死を遂げてしまうと、これ以降仕事は請けられませんし、何よりクリエイターとしての人生を、納得のいかない形で終えることとなってしまいます。
もちろん、不慮の死を遂げることを負けだと片付けるのは少々乱暴な気がします。予測不可能な事故で生涯を閉ざされてしまうなどの不可抗力もあることでしょう。ただ、予測できるレベルであれば、それは「クリエイターやアーティストの宿命」で片づけることなく、向き合うべき課題だと思います。

それが、「生活の不摂生」です。

特にクリエイターだと、1日中座りっぱなしで運動不足になったり、生活リズムを崩した生活をしたり、本業のために仕事を掛け持ちしたり、酒やたばこをあおるなど、リスクファクターが多いものです。最近では「20代・30代で無理をした人間から退場(つまり死)していく」という警鐘をSNS上で観ることができるほど周知はされている気がしますが、それでも『売れっ子は寝る時間が無いくらい仕事をするものだ』といった前時代的な感性の押し付けが未だに横行しているのも事実です。

できるだけ規則正しい生活をすること
そのうえで適度に仕事をすること

これらを守り、いい意味での生涯クリエイターを遵守できれば素晴らしいと思いますし、それを実現するだけの情報的なインフラが十分にそろっている時代だとも思います。


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NRTサウンドが売りとしないもの

皆さん、おはようございます。

名刺

人は誰しも、売りとしているものがあると思います。特に、事業者にとって売りになる物事はセールスポイントとなるものです。
NRTサウンドにも売りとなるものがありますが…逆に売りとしないものもあります。
それが「値段」です。

ちなみに、主観の中で客観的に見ると、NRTサウンドの価格設定はどちらかというと安い側です。(それでも楽曲制作の依頼を出さない方からすると十分高いと思いますが、それは他の事業者に対しても同じかと思います)しかし、それは決して安くなる値段設定をしているわけではありません。仮に結果として安くなったとしても、安さを売りとすることはないでしょう。

安さを売りとしない理由は簡単です。
安さを売りにすれば、安さを求める人が飛びつきます。
安さを求めるということは、安さを売りにしているから仕事が発生しているためであり、安さが売りでなくなった瞬間、顧客は一斉に姿を消してしまうことでしょう。たとえいいものを作っていたとしても、魅力となるのは安さにあるため、安さはなくなったけど作品いいねと再評価される可能性は極めて低いと思います。

この記事を書いた背景には、昨今値段が安い店やサービスがテレビ番組などで採り上げられ、安いことが正義という風潮が強まっていることを懸念したためです。安いことが正義ということは、まっとうなサービスが為に然るべき料金設定を行っている事業者が、値段が高いということで選ばれなくなります。そうすると、待っているのは案件獲得のために値段をどんどん下げていくチキンレースです。当然ながら、案件獲得のために下げた値段は、事業者側に損耗をもたらし、結果として業界全体が摩耗して衰退、共倒れする未来になりかねません。

顧客のために仕事をするのは当然ですが、プロとして業界を守るために決して譲ってはならない場所は堅持することは必要であると考えます。


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掃除しました(PCを)

皆さん、おはようございます。

9月は案件が立て込んでいたこともあり、ようやく落ち着きつつある頃合です。
今日は、毎月実施している奉仕活動ではなく、PC内部の掃除について。

ノートPCの場合などは縁が薄いかもしれませんが、タワー型のPCは拡張性がある分本体が大きく、吸気もものすごい量なので必然的にホコリが溜まります。特にCPUファンや空冷機構(アルミ板による放熱部)の排熱板の隙間は、ホコリが溜まると放熱効率が落ち、CPUが過熱して全体のパフォーマンスが低下、最悪PCそのものが破損しかねません。
もちろんホコリが溜まることによるショートなども怖いところです。なので、掃除に踏み切りました。

まずは電源ケーブルを抜き(重要)、PC本体を掃除機で掃除。
吸気口付近はホコリが付着しています。外観のホコリを吸い取ったら、PC本体の側面の蓋を開けます。

PC本体の蓋を開けると、中央部に銀色の板が何枚も据えられたパーツに、大きめのファンが付いています。これがCPUです。ファンの羽についたホコリを拭きとり、排熱板の隙間に紛れたホコリをエアダスターで吹き飛ばしていきます。吹き飛んだものは掃除機で吸い取ります。

続いて、背面付近にあるグラフィックボード…複数の画面を素早く描画するため、CPUに並び熱を持ちやすいパーツです。ファンが付いているので、ここもエアダスターでほこりを除去。
内部のホコリを粗方除去したら、ふたをして掃除終了です。

さて、この時期にPC内部を掃除した理由ですが…PC周りのセットアップを直すついでというのもありましたが、「冬が来る前にPC内部の掃除を行うこと」が重要だからです。
PCは言うまでもない、精密機器が集約された機械です。大体大掃除のタイミングにかこつけて掃除をすることが多いかと思いますが、寒い季節にPCの掃除を行うことはリスクを伴います。

…そうです、静電気の危険性です。
静電気とは瞬間ではあるものの、何万ボルトもの高電圧を持った放電現象です。スマートフォンの画面を指で操作した時、それに従ってスマートフォンを操作できるのは、人体内部の静電気を感知しているからです(そのため、爪でタップしても全く反応しない)。少なからず人体は静電気を帯電しています。冬場という乾燥した季節、着込む量が多く、帯電しやすい素材が多い服を着ることが多い時期にPCの掃除をすればどうなるでしょうか…

一発バチっとすれば、機材は即終了です。もちろん、バチっと行かなくともふとした瞬間にパーツに触れたことでパーツが破損してしまうことにもなりかねません。過去に、PC内部の掃除やパーツの付け替えの際に、バチっと行かなかったもののメモリを2枚ほどダメにした経験があります。

なので、季節的に静電気が発生しにくいこの時期にPC内部の掃除を行うことで、リスクの高い時期を避けることができるということです。
但し、PCを開けるということは、内部部品に触れて故障するリスクがあることには変わりありません。作業に不安がある場合は、PCショップのクリーニングサービスを受けるのがいいでしょう。

…それでも、ひと昔前に比べて、PCを持っていない人、増えた気がします。PCでできることの大部分はスマートフォンでできるようになったから、というのが大きいのかもしれません。


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プロに任せるのが結局お得

皆さん、おはようございます。

とある番組で「業績好調の鍵は何ですか?」と尋ねたところ、店舗名の決定から経営まで何から何までプロの方に丸投げしたとの答えがありました。
いや、経営の根幹にかかわるところをプロに投げるってどうなの…って思うかもしれません。

結論から言うと、プロに丸投げは正しい選択です。

例えば、家を建てたいと思った時、どうしますか?
まず、工務店などに相談して、設計図の描き起こしから始まって、建屋の建設、外装や内装の整備と言った流れになるかと思いますが、これらのプロセスに対して「じゃあ自分でやります」と思うでしょうか。
必然的に、プロに丸投げしているのです。
最たる理由としては、家を建てるなんて到底素人では無理、ということにあるでしょう。
では、手元にあるリソースでもできる物事についてはどうでしょうか。

NRTサウンドのブログなので、楽曲制作を例に挙げてみましょう。
動画用の楽曲が欲しいというのであれば、素材となる楽曲を探す必要がありますが、ワード検索と違い、音楽は文字で検索することが難しいですし、ワード検索で候補が絞られたとしても、楽曲の内容の確認には時間がかかります。1分の楽曲の内容を確認するにしても、1分かかります。
時間をかけて楽曲を探すか、ある程度近い候補を見つけ、妥協するしかありません。果たしてそれを、他の作業の片手間で実施できるのでしょうか。別の作業を進めるということは、その間本線の作業は進まないこととイコールです。
それを考えると、外部の制作者にこういう感じの動画を作るということでコンセプトを伝え、別の作業を進めている間に動画に適した楽曲が納品されることは、費用以上に楽なことではないでしょうか。

物を組み立てるにも、最初から組み立てるだけの状態でパーツが納品されていれば、組み立てるのも簡単です。
プロに丸投げするということは、あなたが組み立てるべき作業を実施するにおいて、組み立てに必要な部品を、プロが下ごしらえしてくれて、あとは組み立てるだけまで進めてくれるということです。それは、組み立てる作業を投げる際に支払った額面以上の恩恵をもたらすでしょう。


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行き過ぎた制約がテレビをつまらなくする

カメラ

皆さん、おはようございます。

カメラ

バラエティ番組を視ていると、思うことがあります。

ひと昔前に比べて、やたらとモザイクがかかるシーンが多いな
※いわゆるボカシなどの画像補正ですが、わかりやすくモザイクとしています

踏まえた上で見返してください…と言わなくても薄々気づいているとは思います。
・ロケをしているとき、道行く人の顔にモザイクがかかる
・自動販売機と思われる場所にモザイクがかかる
・ペットボトルの飲み物と思われるものにモザイクがかかる

この主な原因は「許可なく映されたことによる訴訟などのトラブルのリスクを回避」とか「特定商品が映りこむことによる意図しない宣伝効果とそれに伴うトラブルの回避」と言われています。
しかし、正直なところ、行き過ぎた規制としか思えません。

街頭インタビューならともかく、この店でロケを行いますと予め断ったうえで映り込んだ群衆に対しては「許可なく映された」と捉えるのはあまりにも不自然な気がします。
また、自動販売機も宣伝効果だからモザイクをかけるというのであれば、それこそ街行く自動車やブランド物のバッグでさえも同じようにモザイクをかけないとおかしいはずです。
ペットボトルの飲み物や飲食物に対しても、例えばモザイクをかけない場合は意図的に特定メーカーの製品ばかり集めて宣伝効果に利用される危険性はありますが、それが露骨であれば気づくことでしょう。

昨今、テレビが面白くないという声が聞かれますが、その原因のひとつにはテレビを媒体としない映像コンテンツが台頭してきたこともあるでしょう。しかし、それとは別に、クレームを怖れ、あまりにも行き過ぎた業界規制がコンテンツの面白さの足を引っ張っていることも大きな要因のひとつ、そう思わずにはいられません。


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