皆さん、おはようございます。
新年が明け、2週間が経とうとしています。
そこで、大掃除をしようと思います。
なぜ今ごろになって大掃除?
大掃除といえば、年末にやるのが常ではあります。
しかし、年末にやりきれなかった場所…年末にそこまで手が回らなかった、全部やりきったと思ったら年始期間中に不十分だと思うところが見つかったとあれば、この時期に大掃除を行うことも決しておかしい話ではありません。
きっかけは、必要なものが出てこないこと
年も明け、実家から戻ってきたときに、普段は使う用がない書類一式が急遽必要になり、さがしていました。
「ここにあるだろう…」目星をつけたところから探すも、一向に見つからず、しかもその最中に、足元に落ちたプラスチックの備品を踏みつけて損壊させてしまうことが起こりました。
結局、最初に目星をつけたところをよく探すことで書類一式を見つけ出し、事なきを得ましたが、探すことに費やした時間、踏みつけて破損させた備品など、その代償は大きいものでした。
もしこれが、業務に使うもので、決して紛失してはならないものであったら、どうでしょうか…それだけで信頼を失いかねないかも知れません。
そこで、この3連休で大掃除を決行するに至りました。
大掃除において考えること
大掃除において必要なのは、掃除することだけではなく、いかに汚れないようにするかを並行して考えることだと思います。
- 要らないものは捨てる
- 収納場所と、収納しやすい動線を維持する
- 処分しやすい運用をする
要らないものは捨てるのは基本です。しかし、捨てたくても捨てられないものの大部分は「捨てるコストが高い」というものです。特に、金属とプラスチックが混ざる小物類、古いお守りなどがその典型例と言えるでしょう。
同時に、収納できる場所を確保することも必要です。
部屋が散らかるのは、収納できる場所がない、収納できる場所にアクセスしにくいといった、収納の難民化が発生するからです。
書籍であれば、収納できる場所はさることながら、サクッと収納できる状態を確保して置かなければなりません。本棚の前に物がある、本棚が常にすし詰めでサクッと本が収まらない状態は、収納する意欲を損なわせます。
処分しやすいような物の使い方も大切です。
特にメモ類。メモは用途に応じた面積のものを使うようにし、必ず1枚につき1用件だけ使用し、終わったら捨てます。そして、期限のないものは絶対にメモに書かないことです。
まだ書けるのに、もったいないと思われるかも知れません。しかし、2週間前の事が書いてあるメモの隙間に、1週間先のことを書き込んだらどうでしょうか…
そのメモは、最低限1週間たたないと廃棄できません。そしてその間に、別の用件をメモ書きする必要があればどうでしょうか…おそらく次の1枚をメモ書きすると思います…そしてそのメモ書きにも、更に先の用件を記入する…それを繰り返すうちに、「捨てたくても捨てる期限が先延ばしされたメモ書き」で溢れかえり、机や床を汚し、部屋の汚れを助長することになるのです。
メモ書きに「期限のないものは書かない」というのは、期限がないこと=メモに記載したことを役立てない限り捨てられないということです。メモに記載したことを役立てない限り、いつまでも机の上やコルクボードの上を占拠し続けるのです。
改めて、部屋掃除の課題を考える
必要なものをすぐ取り出せるようにする
作曲用ノートが現状行き場がなく、常に机の上に置きっぱなしになっている。
必要なときにスッと取り出せる収納場所を確保したい。
使い終わったらサクッとしまえるようにする
ペン類、参考書、機材を使い終わったらすぐ戻せるようにする。
参考書は必要に応じて取り出すので、収納場所がわかっているのであれば多少取り出すのに距離がかかっても問題はない。
コードが床を這う状態の追放
床に電気コードやシールド線が這っていると、椅子で乗り上げたりして断線、足を引っ掛けて転倒や機材破損の原因に。距離を必要としても、できるだけ床面を這わせないコードのルーティングを心がけたい。
主にこういったところですね。
もちろん、上記は主要な課題であり、要らないものは捨てる、掃除機をかけやすくすることは必要です。たとえ少しづつであっても、汚れにくく掃除しやすい環境を築くことは可能です。
でもなぜ年始に大掃除をしなかったのですか?
そりゃ「年始の大掃除は福が逃げる(福の神を掃き出す)」からですよ…はさておき、やはり年始はしっかり休んでおかないと、休めなかった後悔を残して1年を引きずることになると思うからです。
「年始の大掃除は福が逃げる」という言い伝えは、そうでも言わないと年明けを休もうとしなくなってしまうから、と思っています。
勤勉なのは悪いことではないですが、度が過ぎたことが文化、風習となり、美徳とされてしまうのは考えものです。無理をせず、生活を楽しめること、それが広まってくれることを、切に願います。
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