楽曲制作料金を安くするには?

皆さん、おはようございます。

小銭

NRTサウンドは、楽曲制作を主な事業としています。
つまり、楽曲制作の報酬が主な収入源ということですね。

ところで、楽曲制作についての費用の内訳について、考えたことはあるでしょうか。
正直なところ、楽曲制作だけでなく、多くのクリエイターもその内訳について考えたことがないのでは…(正直それは事業者としてよろしくないなとは思いますが)
今回は、楽曲制作料金の内訳を分析して、どうすれば楽曲制作料金を安くできるのかについて考えてみたいと思います。

楽曲制作料金の内訳

NRTサウンドではこんな感じに構成しています。

  • 制作料金(楽曲の規模=制作に費やす時間)
  • 事務料金
  • 管理費

最も割合が高いのは「制作料金」であることは言うまでもありません。カッコ内の通り、楽曲制作にかかる時間が多いほど、料金は高くなります。また、NRTサウンドのリソース外を必要とする場合(要は生録音やボーカルの収録)、外部への報酬が発生する分、制作料金に上乗せされます。

…ここまでは比較的見えやすいかと思います。
そこに、事務料金と管理費が加わってきます。
事務料金とは、楽曲制作におけるやり取りに関する作業に対するものです。
見積書を出す、請求書や領収書を発行する、制作におけるコンタクトを取るといった事務作業も、一連の業務となります。楽曲を作るだけでは業務は完了できません。
また、管理費は、楽曲制作に必要な素材を作業機や外部デバイスに保存したり、バックアップとして工学メディアに記録するなどといった、プロジェクトに必要なファイルを保持しておくためのコストです。管理費自体は独立して存在しない場合もありますが、その場合でも制作費や事務料金に上乗せされた形で請求していることが多いでしょう。

また、有名なクリエイターや事業者ともなれば、クリエイターを指名する、そのクリエイターが制作したこと自体に料金が発生する可能性もあるでしょう。

楽曲制作料金を安くする方法

楽曲制作料金の内訳を知っていると、楽曲制作の料金を安くすることも可能となります。
その要因こそ「事務料金」です。

例えば、2曲納品してほしいと言われた時、2曲まとめてやり取りすれば、事務作業に必要な時間は1曲依頼した時とほとんど変わりないかと思います。5曲まとめてとしても、さすがに1曲分の事務作業時間に抑えることは難しいですが、1曲依頼時の2倍程度で収まるかと思います。
つまり、複数の楽曲制作を同時に依頼することで、事務作業の時間を節約できる分、曲単価での楽曲制作料金を抑えることが可能といえます。
もちろん、曲数が増えると1曲当たりの楽曲制作料金が安くなるのは、1曲当たりの事務作業時間が減ることだけでなく、大口取引になったことへのサービス意識というのもあるでしょう。

今回は、楽曲制作料金の内訳から、どうすれば楽曲制作の料金を安くできるかをお伝えしました。


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作業に集中する方法

皆さん、おはようございます。

「よし、時間ができたので作業をしよう!」

そう意気込んで1時間…

進捗、どうですか?

…そういったエピソード、あるあるだと思います。
今回は、作業に集中する方法として、実践していることを教えようと思います。

作業に集中する方法

作業に集中する方法、それは、プレイリストやCDを再生することです。

作業をするにおいて、音楽をかける人は少なくないと思います。
しかし、作業に集中するのであれば、単に音楽をかければいいとは限りません。
ここで大切なのは「プレイリスト」「CD」ということです。その中でも、CDは効果的です。
CDという媒体が効果的という意味ではなく、CDという特性が重要です。

CDは、プレイリストと違って、70分程度という物理的な制約を持っています。つまり、CD1つの再生時間は、リピート再生をしない限り70分程度が最大限となります。
つまり、「音楽を再生している時間ぐらいは集中しよう」という気持ちと、作業で集中力を持続できる時間がちょうどいい塩梅となるのが、1時間程度であり、CDの再生時間はそれに適っています。
もちろん、プレイリストも1時間程度のものを作れば、代用品とすることも可能です。

また、音楽を再生している間は、コンスタントに環境音が発生している状態となり、無音での作業中に突然何かしらの音が発生して集中力を途切れさせられてしまう事態を回避することが可能です。

ではどんな音楽がいいのか

とはいえ、単純に1時間程度の音楽であれば何でもいいとは限りません。

おすすめとしては、抑揚の少なく、音量感が一定である曲です。実はこういった曲、当たり障りがないものの「つまらない曲」と言われるものが多いです。
逆に、普段気に入って聴いているものをBGMにしたらどうなるでしょうか…

…作業、止まりますよね?

目的は音楽を聴くことではありません。目の前の作業に集中することです。
音楽は作業が終わったらゆっくりと堪能しましょう。そのためには、目の前にあるタスクを片付けることが大切です。
そのために、今は当り障りのない曲を選ぶ必要があるのです。

この時期、集中力を損なうことが多いですが、がんばりましょう。


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SoundSystem3.2

皆さん、おはようございます。

今年のGWに大々的な勉強会を行い、この度、この夏の作品から楽曲制作システムの新システムを導入するに至りました。

NRTサウンド・サウンドシステム3は、2018年に導入した、楽曲のミックス作業に関する新しい制作体系の総称であり、楽曲のパワーを大きく引き出すミックスができるようになりました。

ちなみに、去年サウンドシステム3.1をリリースしていますが、こちらはサウンドシステム3.0導入における粗削り部分を修正したバージョンとなりますが、コロナ禍の影響ともあり導入する楽曲は多くはありませんでした。

今回導入に至った、サウンドシステム3.2は、サウンドシステム3.0では不安定だったミキシング時のルールの策定と、サウンドシステム3.1の改善点を盛り込んだバージョンとなっていて、これまでのサウンドシステムと比べると音量感は下がるものの、全体的にすっきりと音量感が上がっているため、小さな音量でもバランスよく聴こえる仕上がりとなっています。

ちなみに、サウンドシステム3.2は、制作協力しているサークル作品に導入しています。

現状、ロック系の楽曲が主体ですが、アコースティック系やオーケストラ・劇伴などにも導入可能なサウンドシステムなので、案件が落ち着いたらいろいろなジャンルの楽曲を作っていこうと思っています。


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作業の途中で送るもの

皆さん、おはようございます。

機材

NRTサウンドが楽曲制作を請け負う際に必ず行っていることがあります。

楽曲制作といえば、請け負って、作曲して、編曲して、仕上げて、納品する…そういう流れなのですが、このプロセスの中で必ず行っていることがあります。

作業の途中で送るもの

作業途中で送るもの、それは、およそ6割程度完成した段階の楽曲です。
楽曲制作は、クリエイターやアーティストの個性が出るものではありますが、その根幹にはクライアントが望む楽曲の形に着地させることが必須です。たとえアーティスティックな個性が出ていたとしても、クライアントの意にそぐわない作品であれば、仕事としては成り立ちません。
もちろん、クライアントの意に沿うような楽曲の制作は進めていますが、途中経過を共有することにより、アレンジや出音の調整などで微妙な着地点の調整を行ったり、足りない要素に気づいて盛り込んだりすることができますし、もしかすると最初にクライアントが伝えた方向性が、実際はクライアントが思っていた方向性と異なっていることに気づき、軌道修正につながるかもしれません。
もし完成した段階で共有すれば、制作途中よりも微妙な着地点の調整に必要なコストはかさみますし、要望を盛り込むだけの余地が無かったりするだけでなく、クライアントが思い描いたものと違うことになれば、最悪丸々リテイクになりかねません。この場合、クリエイターもクライアントも、誰も得をしない後味の悪い案件となるでしょう。

NRTサウンドが目指しているのは、ただの楽曲制作ではありません。

「音楽で、あなたの仕事をお手伝い」…楽曲制作は、楽曲を用いたクライアントの仕事をお手伝いするための手段にすぎません。
目的は、楽曲制作を通じて、クライアントが求めるコンテンツ作りのお手伝いをすることです。美しいストリングスも、感情を掻き立てるリズム隊も、繊細な音色のひとつひとつも、楽曲を作る魅力的な要素であり、コンテンツ作りの要素の1つでもあります。

楽曲制作の仕事…どことなく庶民離れしたような存在と思うかもしれませんが、決して遠い世界の話ではありません。
組織や地域を紹介するための動画、個人レベルで制作した動画のBGM、歌ってみた…もはや1個人レベルから「コンテンツ制作に使う楽曲が欲しい」欲求が当たり前のように存在する時代となりました。
そして、その声に応えられるように…「あなたのお手伝い」ができるように、NRTサウンドは楽曲制作という形で、応えていければと思います。


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CDで音楽を聴く理由

皆さん、おはようございます。

CD

作業をするとき、音楽をかけることは少なくないかと思います。
ちなみに、楽曲制作以外の作業ではもれなく音楽をかけています。(さすがに楽曲制作時は妨害にしかなりませんからね)
そんな作業用BGMですが、CDをかけること、もしくはPCのプレイリストから再生することが多いです。
ちなみに、CDをかける時の環境は、立派なオーディオではなく、CDラジカセです。
ではなぜ、CDにこだわるのでしょうか…

CDやPCのプレイリストにこだわる理由

過去にCDで再生する場合、音響機器で再生するなど、再生時のクオリティを求めることが多いですが、CDラジカセでの再生はお世辞にも再生時のクオリティがいいとは言えません。
では、なぜCDでの再生を選択するのでしょうか。

CDは再生時間が有限であるからです。

作業をするときに音楽をかけると先述しました。しかしながら、作業は無限に行うことはできません。ほかのことをしなければならない、ほかのことがなくても時間の制約があったり、そもそも体力気力が低下して能率が下がってしまいます。PC内部の音楽を適当にメディアプレイヤーなどに放り込むと、再生時間が膨大になってしまいます。
CDや時間の決まっているプレイリストであれば、再生時間が決まっているため、「再生する時間ぐらいは集中しよう」という気分になり、作業に対してモチベーションを高く臨むことができます。
もちろん、CDの再生時間では作業が終了しないこともあります。しかし、それでもCDからの楽曲再生中は、高いモチベーションと能率で作業ができたのではないでしょうか。

もちろん、プレイリストを組めば、CDでの再生と同じことができます。ただ、PCで作業をしない場合、PCを立ち上げていない場合はCDでの再生を用いることが多く、Bluetooth対応のスピーカーとペアリングすればCDでなくても可能ですが、ただ手軽に使えるものとして思いついたのがCDなだけです。

今の時代、CDはオワコンとか一方的に言われることが少なくはありませんが、生活の形に合わせて適宜メディアを選択することで、それぞれのメディアの長所を生かし、恩恵を享受できるでしょう。


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wav?mp3?midi?

皆さん、おはようございます。

五線譜とキーボード

(いわゆる)音楽ファイルというと、この3つの拡張子のファイルをよく目にするかと思います。
しかし、大体は「再生すると音楽が流れる」という程度で、おそらく詳しくは知らない方が多いのではないでしょうか。
今回はこの3つのファイルの違いを説明しましょう。

wavファイル

非圧縮型波形ファイルのこと。
録音した音声をデジタルデータに変換したものです。1秒間をサンプリング周波数と呼ばれる回数、音量ビットに記録していく…と言葉で説明してもわかりにくいですね。
簡単に言うと、音声をデジタルデータとして保存したものですが、サンプリング周波数や音量ビット数という数値に落とし込んでいくため、元の音声と比べると落とし込んだタイミングで多少変化します。
例を出すと、音楽CDの規格であるCD-DA規格のwavファイルでは、サンプリング周波数は44100Hz…これは、最大で20500Hzの音まで再生できますが、サンプリング周波数を24000Hzにすれば、12000Hzを超える音域は聞こえなくなります。(※厳密に全く聞こえなくなるわけではありません)また、音量ビット数を減らすと、音量の抑揚が狭くなります。極端な話、2bitにすると、「無音」「小さい音」「大きい音」「最大音量」まで音量差が修正されてしまいます。
当然ながら、サンプリング周波数やビット数を増やすほど、元の音に近しい音質で保存できますが、その分だけ再生する機器のスペックを必要としますし、何よりファイルが重くなります。

mp3ファイル

圧縮型波形ファイルのこと
wavファイルと比べて1/10程度の容量(1分1MB程度)で、聴いた感じ劣化しているように聴こえないため、携帯プレイヤーなどで用いられることが多いものです。
大体128kbps(CD-DA規格が1411kbps)が標準的で、320kbpsではCD-DA規格のwavファイルと遜色ないのに容量は1/4以下というものですが、人によっては解像度の高いmp3でさえもwavと区別がつくと言われています。

midiファイル

実は音声ファイルではなくて、その正体は「楽譜」です。
簡単に言うと「このパートはこの楽器で、このように鳴らせ」という演奏情報の詰め合わせです。
wavやmp3と比べると、楽曲にもよりますが5分程度で100kb未満という圧倒的な軽さで、個人ホームページのBGMで使用していたというケースもあったのではないでしょうか。
但し、midiファイルはあくまでも「楽譜」であり、音声ファイルではありません。
つまり、「楽譜を渡した相手」によって、演奏が異なる点があります。
midiは「midi音源」と呼ばれる音源モジュールで再生されます。これはPCにインストールされていますが、midi音源がどんな音源をインストールしているのか、midi音源でも外部midi音源を通しているのであれば、同じmidiファイルを再生した場合でも再生された音が大きく異なります。
midiファイル最大の欠点は「出音が再生される環境に左右される」ということです。場合によっては、意図しない音で相手に伝わってしまうこともあります。

主に3つの、頻出する音楽ファイルを紹介してみました。
しかしながら、スマートフォンで解決する現在、このような拡張子を考える機会が無い、という方も少なくないのかもしれません。


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