楽曲制作の値段の内訳って?

皆さん、おはようございます。

今回は、掲題の通り、楽曲制作の額面の内訳について迫ります。

楽曲制作料金の内訳とは

大きく分けて以下の通りです。

・作業時間に対する対価
・事務作業に対する対価
・機材管理に対する対価
・外部制作に対する対価

この中で、案外気にされにくいのは「事務作業」と「機材管理」かと思います。
例えば、作曲をして、編曲をして、作業機で形にして、仕上げて…楽曲制作の作業自体はこれで終わりですが、成果物を納品しなければなりません。その納品作業~請求書の発行に当たるのが事務作業ですし、楽曲制作以前に楽曲制作の依頼を受領するといった前段階も事務作業に当たります。案外、書面を用意する作業、制作のコンセプトをヒアリングする作業、メールでコンタクトを行うことには時間がかかるものです。
もちろん、作業時間に対する対価に事務作業の料金を含んで考えるケースもあると思いますが、そうなると「作品制作の時間がかかる場合に、作品制作の時間に依存しにくい事務作業の額面が増える」といった事態が起こることになります。

そして、意外と忘れられやすいのが「機材管理」です。
ボーカルを録音すれば、ハードディスクに録音データを保存する、プロジェクトファイルをバックアップすることもさることながら、現在使用している機材の修理および将来的な買い替えを見越した新機材への積み立てなどにも用いられます。
もちろん、機材管理の分を作業時間に対する対価に含めて考えるケースもありますが、事務作業と以下同文です。

ここまで書いていると、おそらく「まるで企業のようなことやってますね」と思う方もいらっしゃるでしょうけど…そもそも「個人事業者」なので当たり前ですね。個人商店レベルでも単に売り物を安く仕入れてその値段より高く売った差額の粗利益だけで事業を営んでいるところはありません。
楽曲制作の値段を決める際にこのようなことを意識している…あえてそれを記事にするのは、何かと「どうして楽曲制作にこんな高い値段がつくの」と言われる、楽曲制作の値段について理解を求めると同時に、一部同業者による採算度返しのダンピング(相場の暴落)を防ぐ狙いがあります。


楽曲制作承ります!

NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
見積・問合せフォームよりお問い合わせください。

11月のNRTサウンド

皆さん、おはようございます。

分岐点

本来は10月からのサービスインを目指していたのですが、様々な状況が重なり、次の一手を打つタイミングが今月末になる見通しです。
これについては先月の記事にもありましたが、コロナ禍などで不利な状況が続いている楽曲制作業務に一手を講じるべく導入するものです。そこについてもサービスインまでのお楽しみ、とさせてください。

〇月のNRTサウンド

ふとこの題材を記事にしたのですが、これは定期的な作業報告みたいな感じでよさげですね。
月末は奉仕作業(ボランティア清掃)の記事を書き、月初は作業報告の記事を書く…これは定期的な更新をする上ではモチベーションを保てるので有効ですね。

このブログの定期更新が始まって1年が過ぎましたが、定期更新を始める前は更新していたのがある日を境に更新が途絶し2年ほど放置という状況がありました。そこには「できるだけ頻繁に更新することで活動している状況を訴求する」というアドバイスに従ってできるだけ頻繁に更新していたのですが、「できるだけ頻繁に更新しなければならない」という強迫にも似た観念に囚われ、ある時更新ができない状況が長く続いた時、その観念は逆転して、更新停止という状況に転じてしまいました。

そのため、更新を再開するにあたり、週1回(特定時期は休みを設ける)のペースで、ボリュームも多くて1000文字程度という制約を設けました。
それもあり、今のところ特段忙しい状況でない限り、週1での更新は保たれています。

ひとまず、今月末の「次の一手」がサービスインするように、進めてまいります。


楽曲制作承ります!

NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
見積・問合せフォームよりお問い合わせください。

10月からのNRTサウンド…のはず。

皆さん、おはようございます。

分岐点

以前、9月の記事で「10月から新しいことをやるために準備中…」と書きましたが、その後の進捗はいかがでしょうか。
結論から言うと、現状進んでおりません。

簡単に説明すると…
楽曲制作の需要は、商業から個人レベルまで、幅広いレンジを持っています。
しかしながら、商業レベルの請負では、制作料金が高く、個人レベルをカバーできないという欠点があります。とはいえ、個人レベルのために制作料金を下げると、低価格を売りにする事業者と同じになってしまい、「個人レベルに対してはこの料金で制作できるのだから、同じ作業を商業でも同じ価格でできるだろう」と、業界全体のダンピングの助長につながってしまいます…
そこで、個人レベル向けの安価なプランを用意することとしました。
もちろん、個人だから商業レベルとは作品のクオリティに差をつけるというわけにはいきません。個人レベルだから同じ作業でも安くするとなれば、それは商業レベルに対する背信になってしまいます。もちろん、採算度返しの作業を行うという選択肢はありません。
そうなると、どうやって安価な作業を不利な負担なく進められるでしょうか…

ここについては、実際にサービスインしてからの答え合わせとさせてください。

コロナ禍の時代は、良くも悪くも働き方に進化をもたらしました。
NRTサウンドも例外ではなく、小口案件を主体とした立ち回り方に改めることとなりました。
それでもまだ不十分なところがあり、10月から新しい展開を、と思っていましたが…9月から忙しくなったため、その予定を後ろ倒しにしています。
現状、サービスインは11月下旬を予定しています。


楽曲制作承ります!

NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
見積・問合せフォームよりお問い合わせください。

牛丼が500円以内で食べられる理由

皆さん、おはようございます。

牛丼…

牛肉を甘辛く煮たものを、ご飯の上にのせて、お好みで玉子をかけて食べる庶民のメニューですが、よくよく考えると、牛肉を甘辛く煮たものって、結構贅沢なものじゃありませんか?
それがなぜ、庶民のメニューという、安いイメージを纏ったものになったのでしょうか。

500円で牛丼が作れますか

本題に参りましょう。
飲食店で出す牛丼が500円以内で食べられるのは…当然ですが飲食店からすれば諸経費込みで500円以内で済ませられるからです。500円を越えたり、500円に肉薄していては、店が損してしまいます。
しかし、各家庭で500円以内で牛丼を作ることは可能でしょうか。
結論からすれば、材料費で肉薄するかと思います。
材料費だけであれば500円以内で抑えられるかと思いますが、そこに様々なコストを入れたら、500円払って牛丼を食べに行った方が安上がりと思うのではないでしょうか。
牛丼を作るためのコスト…それは以下のものが挙げられます。
・材料費
・牛丼を作るための労力
・牛丼を作るための道具
・材料を格納するだけのスペース
特に、家で牛丼を作るとなると、材料費もさることながら、後者3つの占めるコストの割合が大きいかと思います。

なぜ500円で牛丼が食べられるのか

では、なぜ飲食店では牛丼を500円以内で作ることができるのでしょうか。
考えられるのは以下の通りです。
・大量に仕入れ、材料費を抑える
・牛丼を調理するための機材設備が揃う
・牛丼を調理するコストを極力抑える
では、各家庭に飲食店と同じ要因を導入すれば、牛丼を安く食べることができるのでしょうか?

答えはもちろん、NOです。
牛丼を食べたいからこういった設備を導入すること自体が割に合いません。
なので、牛丼はプロに任せて、おいしくてお得な牛丼を味わいましょう。

今回、牛丼という音楽に全く関係のない話をしたかのように思えますが、楽曲制作も例に漏れず同じだからです。
今やコンピュータ上で楽曲制作は完結できるとはいえ、各個人が楽曲を必要とするときに、必要な楽曲を低コストで作ることが果たして可能でしょうか?
楽曲知識ゼロの状態で作ろうと試みてもいたずらに時間だけが過ぎていきますし、イメージに似たような楽曲を探すとしても、果たしてその音源にどうやってアプローチすればいいのでしょうか。
そうなると、楽曲制作に長けている人に、こういう感じで制作をお願いしますと言ってしまった方が、ずっと安上がりではないでしょうか。

餅は餅屋、音は音屋に。


楽曲制作承ります!

NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
見積・問合せフォームよりお問い合わせください。

10月のNRTサウンド

皆さん、おはようございます。

分岐点

夏がようやく終わりを迎えようとしています。
涼しい日が目立つようになりましたが、それでも夜は意外と温度が下がらなかったりと、局所的にエアコンを使うこともまだありますが。

NRTサウンドの10月

現在、NRTサウンドは10月の事業拡張に向けて準備を進めています。
コロナ禍を迎え、楽曲制作の請負体制は大きく変わりました。これまで楽曲制作を生業としていた人たちが、SNS上で求職の声を上げ、死活問題となるほどです。
NRTサウンドも例外ではなく、大口での受注路線から一転、1曲からの小口受注を主体として請け負う方向性に転換しました。

さて、10月の事業拡張ですが…
現状で説明できる範囲としては、小口受注を中心にすることからは変わりませんが、小口受注をより多く受けられるような体制づくりを目指しています。詳しいことは、10/1ごろの更新辺りでお知らせできればと思っています。

現在、10月に向けて水面下で準備中です。少々お待ちください。


楽曲制作承ります!

NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
見積・問合せフォームよりお問い合わせください。

楽曲制作料金を安くするには?

皆さん、おはようございます。

小銭

NRTサウンドは、楽曲制作を主な事業としています。
つまり、楽曲制作の報酬が主な収入源ということですね。

ところで、楽曲制作についての費用の内訳について、考えたことはあるでしょうか。
正直なところ、楽曲制作だけでなく、多くのクリエイターもその内訳について考えたことがないのでは…(正直それは事業者としてよろしくないなとは思いますが)
今回は、楽曲制作料金の内訳を分析して、どうすれば楽曲制作料金を安くできるのかについて考えてみたいと思います。

楽曲制作料金の内訳

NRTサウンドではこんな感じに構成しています。

  • 制作料金(楽曲の規模=制作に費やす時間)
  • 事務料金
  • 管理費

最も割合が高いのは「制作料金」であることは言うまでもありません。カッコ内の通り、楽曲制作にかかる時間が多いほど、料金は高くなります。また、NRTサウンドのリソース外を必要とする場合(要は生録音やボーカルの収録)、外部への報酬が発生する分、制作料金に上乗せされます。

…ここまでは比較的見えやすいかと思います。
そこに、事務料金と管理費が加わってきます。
事務料金とは、楽曲制作におけるやり取りに関する作業に対するものです。
見積書を出す、請求書や領収書を発行する、制作におけるコンタクトを取るといった事務作業も、一連の業務となります。楽曲を作るだけでは業務は完了できません。
また、管理費は、楽曲制作に必要な素材を作業機や外部デバイスに保存したり、バックアップとして工学メディアに記録するなどといった、プロジェクトに必要なファイルを保持しておくためのコストです。管理費自体は独立して存在しない場合もありますが、その場合でも制作費や事務料金に上乗せされた形で請求していることが多いでしょう。

また、有名なクリエイターや事業者ともなれば、クリエイターを指名する、そのクリエイターが制作したこと自体に料金が発生する可能性もあるでしょう。

楽曲制作料金を安くする方法

楽曲制作料金の内訳を知っていると、楽曲制作の料金を安くすることも可能となります。
その要因こそ「事務料金」です。

例えば、2曲納品してほしいと言われた時、2曲まとめてやり取りすれば、事務作業に必要な時間は1曲依頼した時とほとんど変わりないかと思います。5曲まとめてとしても、さすがに1曲分の事務作業時間に抑えることは難しいですが、1曲依頼時の2倍程度で収まるかと思います。
つまり、複数の楽曲制作を同時に依頼することで、事務作業の時間を節約できる分、曲単価での楽曲制作料金を抑えることが可能といえます。
もちろん、曲数が増えると1曲当たりの楽曲制作料金が安くなるのは、1曲当たりの事務作業時間が減ることだけでなく、大口取引になったことへのサービス意識というのもあるでしょう。

今回は、楽曲制作料金の内訳から、どうすれば楽曲制作の料金を安くできるかをお伝えしました。


楽曲制作承ります!

NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
見積・問合せフォームよりお問い合わせください。