自分でできることを他の人にやらせるということ

皆さん、おはようございます。

指揮者

NRTサウンドでは、楽曲制作を通して、皆様の仕事の「お手伝い」をしております。
…というのはお約束のフレーズではございますが。
では、もし楽曲制作をするだけのスキルや機材があれば、果たして自分たちで楽曲制作を行うべきでしょうか?

結論から言うと、その時次第ですね。

地方自治体の観光用プロモーション動画、企業団体の紹介動画など、映像制作において、映像にぴったりな楽曲が欲しいという場合には、楽曲を探してくるか、楽曲の制作を依頼するかがありますが、映像を制作する側に楽曲制作のノウハウを持つ人がいるのであれば、その人に制作を依頼するというのも選択肢に挙がるかと思います。
しかし、楽曲を探すとなれば、どんな楽曲を必要としているのかをピックアップし、それにふさわしい楽曲をインターネットなどで探す必要があります。それだけでなく、その楽曲が商用利用など、これから使用を考えている局面に導入できるかを調べなければなりません。間違っても、自分の家にあった邦楽のCDをリッピング※してBGMに使おうなんてことになれば、それこそ著作権違反で大事故につながることは想定するに容易いものです。
(※リッピング:CDをPCなどに取り込み、音声ファイルとして保存すること)

楽曲の制作であれば、余程のことがない限り、商用利用での使用は問題がありません。但し、楽曲を制作させるとなれば、当然ながら楽曲制作の費用の支払いが必要となります。
その点、映像制作の側に楽曲制作ができる人がいれば、業務として楽曲の制作を依頼すれば、楽曲制作そのものへの費用の支払いは解決するかとは思います。

ですが、それは果たして最適解なのでしょうか?
結論から言えば、素材となる楽曲を探すよりも非現実的であると言えます。

懸念とされる点は3点です。
まず、楽曲制作ができる、という内部スタッフが、どれだけの品質の楽曲を制作できるのか、そこが不明です。ノイズが多く入力レベルが低い、まるでカセットデッキにカセットを入れて録音ボタンを押し、その前で一発録りを試みたようなクオリティであれば、それを使用するコンテンツを大きく損ねかねません。それでも、彼の言う「楽曲制作ができる」という言葉は、決して嘘ではありません。現に楽曲は制作できているのですから。
もう1点は、社内に楽曲制作が可能な機材があるかということです。おそらく、楽曲制作ができると豪語するスタッフに任せた時、十中八九、そのスタッフの私物の機材を用いることでしょう。果たしてそれを、社内業務に転用するということが、社内で許可されるでしょうか。素材となる楽曲を制作するために、新しい機材の導入をするにしても、個人の持ち物となりかねないものに稟議が通るでしょうか、それとも会社は社内の業務のために、彼自身に自腹を切って機材を調達せよと言うのでしょうか…いずれにせよ、機材所有については会社の所有物を使わなければならない以上、社員に楽曲制作を任せるのは非現実的です。
最後の1点は、その間業務が停滞するということです。
映像を制作するための楽曲を調達するとはいえ、社内業務の一環。1社員の勤務リソースを楽曲制作に充てることに、首を縦に振ることが想定できるでしょうか…普段の業務の傍らで残業をしてでも並行しろと言われることが容易に想定できます。

以上3点から、楽曲制作は依頼した方がずっとコスパがいいということができます。
楽曲制作の依頼は確かに、安い価格ではないでしょう。
しかし、いつ何時発生するかわからないニーズに機材を揃えておくコスト、普段の業務と並行して進めなければならない時間的制約などを考えれば、ずっとコスパがいいと思えます。

お団子好きが高じてお団子屋を営む人はいますが、大部分のお団子好きはお団子屋を営むことを良しとしません。むしろお団子を食べたいときに、うまいお団子屋がすぐそこにある、それを望んでいることでしょう。

NRTサウンドは、動画制作などのBGMを必要とする局面に、動画の良さを引き立てるBGMをオーダーメイドし、提供することで、あなたの仕事のお手伝いをしています。


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NRTサウンドは1曲より楽曲制作を請け負います。
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