My Old Gear…

皆さん、おはようございます。

小銭
4月を迎え、新生活が始まった方も多いかと思います。
新しい物件、新しい環境、新しい学校・職場、そして…

新しい、家電。

さて、「My New Gear…」を言えば、直訳すれば「新しい機材を手に入れた…」と言うことですが、今回はなぜ「My Old Gear…」という、正反対のことをタイトルにしたのかをお話しします。

家電は高くてもいいものを買おう

新生活を始めるとなると、家電を揃えるところから始めますが、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコンと、とにかく買うものが多く、その出費は無視できません。そうなるとどうしても、安さで選ぶという評価基準がウェイトを占めてきます。
とはいえそこで「安いからこれにしよう」はおすすめできません。もちろん、必要条件を満たしたうえで吟味し、結果値段の安さで決める、なら問題はありませんが、安さを取り、必要な機能を捨ててしまうと、それが後で高くつく結果になりかねません。

先日、掃除機を新調しました。
掃除機は東京進出時にハンディタイプを購入しました。重さ1kgほどで、頻繁に掃除できることを目的として購入しましたが、この度新しく充電型のハンディタイプを購入しました。値段は先代の掃除機の4倍ほどです。
先代の掃除機は、コストパフォーマンスは悪くないのですが、プラグを刺して給電するタイプだったので、掃除する部屋の変更のたびにプラグをコンセントから抜き、差し替えて…を繰り返していました。
プラグを差し替える手間、中にはコンセントが遠かったり電源タップを使う箇所もあり、時には掃除中にコードが物を引っ掛ける事故も起こりました。
そして何より…
「頻繁に掃除できることを目的として」購入したはずのハンディタイプの掃除機が、手間がかかるという一言で使われにくくなっていました。掃除をしても、掃除が甘くゴミが残っていたり、ふとした時にゴミが落ちていることに気づいても、ハンディタイプの掃除機を持ってきて、コンセントを接続して、掃除して、コードを収納して、掃除機を収納する…といったステップが多く、結果として掃除すべき箇所から目を逸らしていた状況に陥ることも少なくありませんでした。

そこで、先日購入した充電式の掃除機であれば、掃除のために給電する手間もなく、本体をもってきてスイッチオン、吸い込んだらスイッチを切って元の充電スタンドに戻す…これでプラグを刺すタイプよりも掃除に対する抵抗感が大幅に減るものと思われます。

もちろん、プラグを刺すタイプの掃除機に利点がないわけではありませんし、台車付きのタイプにも利点があります。ただ、生活環境によってメリットとデメリットがあり、適材適所と思われます。

・台車付き:吸引力が強く、一軒家など面積の多い家屋に向く。
 反面、台車の移動を伴い、駆動音も大きく、集合住宅では騒音の原因(主に台車を転がす音)になる
・ハンディタイプ:手軽で扱いやすく、収納面積を取らない。一人暮らしの物件に向く。
 反面、ヘッドが小さく、大きな面積の掃除には不向き
・充電式:ハンディタイプのメリットに加え、コードレスなので手軽
 充電が切れると稼働できず、強仕事時の稼働時間が短い
・自走型:勝手に自宅内を動いて掃除する
 反面、障害物の多い家具配置は不向きで、ピンキリだが全体的に高い

さて、本題に戻りましょう。
家電は長く生活すればいずれ買い替えることが想定できますが、それでもよほどのアクシデントがない限り、10年程度は問題なく使えるかと思います。つまり、10年程度、購入した家電と付き合うということになり、それは、安さを選んだがために伴った不便さとも10年程度付き合うということをも意味します。
特に、電子レンジはオーブンレンジなのか電子レンジ機能のみなのか、エアコンは静音設計なのか省電力設計なのか、メーカーは国内メーカーなのかなど、購入後のことを考えると、目先の安さに惹かれずに高い家電を購入した方が結果としてコストパフォーマンスがいい結果になる場合もあります。
もちろん、安い=粗悪と決めつけるわけはないですが、ある程度値段のする家電を購入した方が、値段が高い理由を実感できると思います。
どうせ付き合うのであれば、付き合った時間だけ恩恵を感じたいものですね。

値段が高いには、理由がある…

安さばかりが美徳とされがちな今だからこそ、考えてみる必要はありそうですね。


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