流行曲をBGMにしてはいけない理由

皆さん、おはようございます。

今や携帯端末があればだれでも動画投稿ができる時代…
個人的な趣味から、企業PV、プレスリリースなど、動画投稿においてはいろいろと投稿した結果を期待することもあるかもしれません。
しかしながら、どんな動画においても、避けた方がいいのかなと思うことがあります。

流行曲をBGMにすること

一見すると、「なぜ流行曲?注目を集めるからいいじゃん」と思うかもしれません。
ですが、流行曲を使うことでもたらされるマイナス面もあります。

1.コンテンツの焦点が流行曲に乗っ取られる

中高生が投稿した動画が紹介された番組がありました。
冒険風の内容にBGMは人気の高いアーティストの曲と、その出来はなかなかのものでした。

しかしながら、この動画を見た芸能人のレビューには「使用されていた曲ばかり頭に入って内容を思い返せない」とのことでした。もちろん本人の感想と言ってしまえばそれっきりですが、楽曲のプロモーションビデオのように、本来BGMが動画を盛り上げるために使われるはずが、楽曲のインパクトが強すぎて動画が楽曲を盛り上げるなど、その焦点を取られてしまうという可能性があります。

2.一時の流行の煽りを受ける

流行曲はどうしても時間の影響を受けます。
たとえ当時は流行っていて、似たような楽曲がいっぱい出ていても、時間が経てば流行も変わります。
当時の流行を取り入れても、時を改めてその動画を見た人からは「時代が古い」と言われてしまうかもしれません…

3.そもそも動画に合ってない

その流行曲は、動画の内容に合っているでしょうか?
動画を作った当時、流行っていた類の楽曲をBGMとして使っても、やはり時間が経てば流行のもたらす恩恵は色あせ、残るのは「動画の内容と全くかみ合わない違和感だらけの曲が使われた動画」…
そうなれば、その動画の魅力も失せてしまうことでしょう。

これだけ羅列した背景には、昨今、テレビをはじめとした動画に使われるBGMが派手なBGMばかりで、その選曲に違和感を覚えたためです。ただ、そうなってしまう理由もわかります。
こういう派手なBGMは、視聴者の耳を惹きやすいだけでなく、動画を制作する現場側も選曲に悩む手間を減らすことにもつながるからです。

ただ、動画制作の時短を目的として、動画に合わないBGMが使われるのは、自分が制作に携わっているわけではないとしても、楽曲を創る立場の一人として、残念に思わずにはいられません。
BGMが主張しすぎない、動画の名脇役となる、そんな楽曲選びをしていただけると、楽曲を作る側としてもありがたいなとは思うところですね。


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