題名のない音楽会の珍しい特徴とは

皆さん、おはようございます。

題名のない音楽会…最近はコロナ禍でコンサート収録は大幅に減り、スタジオ収録の会が増えましたが、毎週見ております。
この番組も、もう50年以上も続いている長寿番組ですが、長くにわたり放送が続いている番組は、軒並み共通点があります。

・世界ふしぎ発見!
・MUSIC FAIR
・笑点

これらの番組に共通するのは「固定スポンサーがついている」「CMに入るタイミングが決まっている」と言ったことですね。
長寿番組はコンセプトが決まっていて内容が充実していることもそうですが、スポンサーが固定でついている安心感なのか、煽りや焦らしにも似た、変なタイミングでCMが入ることもありません。
なお、題名のない音楽会には、さらに珍しい特徴があります。それが…

本編中にCMが入らない

ということです。
オープニングの後にCMが入り、本編が放送されてCMが入り、提供クレジットを流して終了。
おそらく、ここまで徹底して本編中にCMが入らない番組は、民放ではこの番組だけじゃないでしょうか。

この、本編中にCMが入らないというのは、昨今の番組事情を考えると大きいような気がします。
一方、多くのバラエティ番組では、盛り上がったところでCMが入ったり、CMの後に提供クレジットが挟まったと思ったら再度CMと、何が何でもCMを見せようという魂胆が見える気がします。

テレビ番組は入れ替わりが激しく、視聴者離れが問題と言われています。その主たる要因の一つに「やたらとCMが挟まって萎える」といった声も聴かれますが、何としてもCMを見せようとする、そのための番組ありきだとすれば、面白くないと言われるのも当然と言えば当然です。ただ、スポンサーがしっかりと確保できていれば、CMばかりを挟む必要もなく、番組のコンセプトに腰を据えた番組作りができて、結果として視聴者が戻ってくる番組を作ることができるのではないかとも思うところです。
そう考えると、長寿番組が長寿番組たる要因には、スポンサーが固定という安心感から、番組のコンセプトに腰を据えた番組作りがそつなく行えることがあるのではないでしょうか。スポンサーの顔色を窺うという不安要因がなく、リソースをすべて番組制作につぎ込むことができる…長寿番組が面白い理由はきっとそこにあるのでしょう。

「若者のテレビ離れ」とはよく言ったものです。
しかし、SNSでは面白い番組を放送しているときは、その番組についての発言やハッシュタグがタイムラインを流れていることを考えると、若者がテレビから背を向けたのではなくて、若者がテレビから背を向けたくなる番組で溢れるようになってしまった…予算なのか納期なのか、はたまたノウハウなのか、テレビ番組がCMを見せるための道具に成り下がり、面白い番組を作ろうとしない、作れないことが大きいのではないでしょうか。

CMを見せようとする番組を作らずとも、面白い番組を作ればおのずとCMを見てくれます。
その順番を入れ替えて考えれば、きっと幸せになる人がもっと多くなるのではないでしょうか。


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ASMRは人を豊かにする?

皆さん、おはようございます。

最近、ASMRという音系コンテンツが身近になりました。

ASMRとは、いわば臨場感を感じられる音声作品のことであり、正確に言うとASMR自体に音声作品という意味合いはないのですが、ASMRが意味する「聴覚などの刺激により感覚が高揚する」コンテンツなため、こういう音声作品をASMRと指すことが多いです。

表題の通り、ASMRは人を豊かにする?と書きましたが、
では、その理由はなぜでしょうか。

ASMRが生活を豊かにする契機

「膝枕して耳かきの音声がなぜ生活を豊かにするの!?」と思うかもしれませんが、こう考えます。

ASMRというのは、普通の楽曲と比べると音圧が低いです。そもそも耳かきの音声が市販の楽曲並みに音圧があったら騒がしいだけですし、焚き火の音に至ってはバーナーでも使ってるんじゃないかと思うほどでしょう。

つまり、ASMRを聴く環境というのは、音圧が低くても十分に堪能できる環境…すなわち、静かな試聴環境を保有するということです。そして、ASMRにおいては、静寂もまた、コンテンツを形成する大切な要因となります。これにより、音楽を、ただ音が出ているだけでなく、静寂と音のバランスも大事にするということに気づきます。

これまでの楽曲は、音圧戦争ともいわれるほど、無用に楽曲の音圧を高める風潮が強いものでした。しかしながら、ASMRはその音圧戦争そのものを否定し、音声コンテンツに革命をもたらしたものだと思います。
ASMRを楽しむ環境があるということは、同じように音圧の低い楽曲、クラシックなどの音量の抑揚が大きい楽曲、ヒーリングミュージックなど静寂と音のバランスを要求される楽曲を享受できる環境にあると言えます。言ってみれば、音圧の低い音声作品に費やすだけの音響設備があるということです。そういう設備があるということは、音圧の低い音声作品を楽しむ時間を確保できる…

音楽を聴くことについては、移動中に携帯機器でというのは可能ですが、周りがうるさい環境が多く、結果として音圧が高い音楽が有利になってしまいます。
しかし、ASMRに始まる、音圧戦争を脱した楽曲や音声作品を享受するようになれば、音圧戦争の否定とともに自ずとそういう作品が増えるだけでなく、音響の環境を整えたり、その時間を確保するようになり、何かに追われる生活そのものを変え、余裕のある生活が普及する契機になるのではないか、という風を吹かせて桶屋を儲けさせる展開になることを、ASMRには期待しています。


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