画像加工が過剰過ぎませんかね…?

皆さん、おはようございます。

考える人

バラエティ番組やニュースを見ていて思うことがあります。
「いたるところにボカシやモザイクなどの画像加工が入っていることが多い」と。

画像加工する理由って何?

ボカシやモザイクと言うと、これまでは以下の局面で使用されてきました。

・わいせつ物などに該当する部位
・死体や手術などのグロテスクな描写
・逮捕時の手錠などの特定表現への配慮
・人物の顔、取材現場の周辺など、特定人物へのプライバシー保護の観点からの配慮
・工場内部、モニター内部など、機密保護のための配慮
・番組上の表現技法として

しかし、昨今のテレビ番組ではどうでしょうか…
上記以外にもボカシやモザイクで画像加工されるシーンが多いと思われます。
その主なものは、以下の通りです。

・政党関係者が掲示した政治関係のポスター
・自動販売機
・お菓子や飲み物、家庭用消耗品などのパッケージ
・会見での背景に掲載されたスポンサーロゴ
・街頭インタビューなど、道行く人たちの顔

政治関係のポスターを除き、前者3つについては「映すことによる不当な企業製品の広告をしないための配慮」と言われることが多いです。(部活動中の飲み物のペットボトルをそのまま映すと、単なる撮影と称しながらも1企業の飲み物だけにしてステルスマーケティングをする展開も考えられる)
また、街頭インタビュー中およびバラエティ番組のVTR中に映った背景の人については、肖像権の侵害とならないようにその予防のために画像処理を行うとされています。

確かに昨今の画像処理がこういった物事に配慮して行われている結果と言うのは納得できます。
とはいえ、正直なところ、画像加工ばかりが目立って、正直規制が行き過ぎているのではないかと思うところもあります。
旅番組中に映る自動販売機も部活動中のドリンクも、決してその宣伝が目的ではないはずです。
街行く人が移りこんでも、意図的にその人にカメラを向けているというわけでもないと思います。
様々な予防策でがんじがらめにした結果、ボカシやモザイクだらけの映像ができあがること…そこには違和感を覚えずにはいられません。

とはいえ、「ボカシやモザイクだらけで不快!今すぐ画像過去をやめろ!」と言うわけにはいきません。クリアすべき課題は多いですし、何より「商標にかかるものや無特定多数のプライバシーに関する要因に対しても画像加工は必要ない」という言質が必要となります。
なので今は、「どうしてここまで画像加工しないといけないのだろう」と感想をつぶやく以上のことはできません。

時代は常にアップデートされ、その時々の時勢に応じたルールが定められています。
とはいえ、自主規制の締め付けばかりが強化されてしまえば、コンテンツの魅力は失われます。
特にこのご時世、誰かがダメと言えばあっという間にそれが普及してしまうこともあり、自主規制のガイドラインの確立には慎重であってほしいと思うところです。


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東京で見てきた意外なもの

皆さん、おはようございます。

GWは、稀に見る天気の悪さと背中合わせの中、ミキシング技術の勉強会を行ったり、遠出したりと、普段できないことを進めていました。
今回はその遠出のうち、東京は秋川渓谷の入り口、武蔵五日市まで行ってきました。

本来の目的地は武蔵五日市駅が最寄ではないですが、目的地に足を運ぶにあたり、そこまでの行程がちょうどいい距離だったので、五日市線の終点である武蔵五日市駅まで電車で移動。
そこから、駅前の幹線道路に沿って北東に向かいます。

東京都とは思えない地方の景色の中を道なりに歩き…

アップダウンを繰り返してたどり着いたのは…

大仏…?

東京都にある大仏「鹿野大佛」です。(入場料:300円)
存在を知らないという方、おそらく多いのではないでしょうか。

それもそのはず。
この鹿野大佛が建立されたのは、平成30年3月。おそらくは日本最新の大仏ではないでしょうか。

ちなみ…台座の下に内部への入り口があり、内部には観音像が安置されています。
そこに線香を手向けることができるのですが(有料)、その線香がアイスの棒ぐらいの大きさで、火をつけると徐々に燃えていき、正面に経文が浮かび上がるというユニークなものでした。

健康と仕事の飛躍を祈願し、最寄り駅を目指して歩きだします。鹿野大佛のある日の出町は、近郊農業が盛んで、畑が広がっている景色が目に留まります。初夏は一面の緑が広がる光景が見えるのではないでしょうか。

新鮮な空気を堪能できるよう、1日も早いコロナ禍の終息を願うばかりです。


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掃除しました(2022年4月)

皆さん、おはようございます。

GW入ってからあちこち足を運んだり、楽曲制作の勉強会をしていたりと、更新が遅れましたが、掃除活動は相変わらず。

GWの真っただ中とあって、普段より大きめのごみ袋をもって、2倍ほどの時間をかけて臨みました。
しかし、春になったからか、コロナ禍が徐々に収束しつつあるからか、やはりタバコの吸い殻が多くなったとの感想です。

なぜゴミを拾うのか

ごみ掃除をすれば、街がきれいになります。でもそれだけではありません。
以前より書いていますが、ゴミが散らかっている頻度と治安の悪さには相関性があるように思えます。つまり、ゴミが散らかっているところは人の目が届かない場所…マナーを守る必然性が薄れ、より一層汚れを招き、治安を悪化させる悪循環を招きます。
逆を言えば、ゴミが散らかる=治安が悪いというのであれば、ゴミ拾いをすることで治安が悪いというイメージを打ち消し、それが治安悪化のファクターを追い出すことにもつながります。

街中で落書きされている光景、目にすることがあるかとは思います。
大体、橋の下とかトンネルの中、駐車場、営業を停止した店、廃屋と言ったところに多く、逆に一軒家や集合住宅ではそういった光景はありません。
落書きがされるところは、往々にして「誰が管理しているかがわかりにくく、管理している人などの人目につきにくい」といった、落書きをすることを憚る心理的要因がない場所が多いように思えます。
逆に、落書きがされない場所については、一軒家であれば家主、集合住宅であればそこの住人、商店であればその店の人や商店街の関係者…落書きがされた場合、落書きを実行した者をすぐに特定しようという力が働くことが明確な場合がほとんどです。
ですが、そういった場所でもゴミが散らかり、対処されることがなく散らかったままであるとすれば、どうでしょうか。おそらく、落書きをする者が「ここは汚しても問題ない、誰も咎めない場所だ」と認識し、落書きをしても処罰されず、むしろ同じ害を呼ぶに至るでしょう。

ちなみに、こういった行為は「割れ窓」「割れ窓効果」と呼ばれます。

ゴミを拾うということは、ゴミを捨ててもごみを拾う人がいる、ゴミ拾いをする活動があり、ゴミが散らかるのを許さないという証左となります。それは、地域の治安を守ることにつながります。

但しそれは、「ゴミを捨てても誰かが掃除してくれる」と言う意味ではありません。
ゴミのポイ捨ては、やめましょう。

CDで音楽を聴く理由

皆さん、おはようございます。

CD

作業をするとき、音楽をかけることは少なくないかと思います。
ちなみに、楽曲制作以外の作業ではもれなく音楽をかけています。(さすがに楽曲制作時は妨害にしかなりませんからね)
そんな作業用BGMですが、CDをかけること、もしくはPCのプレイリストから再生することが多いです。
ちなみに、CDをかける時の環境は、立派なオーディオではなく、CDラジカセです。
ではなぜ、CDにこだわるのでしょうか…

CDやPCのプレイリストにこだわる理由

過去にCDで再生する場合、音響機器で再生するなど、再生時のクオリティを求めることが多いですが、CDラジカセでの再生はお世辞にも再生時のクオリティがいいとは言えません。
では、なぜCDでの再生を選択するのでしょうか。

CDは再生時間が有限であるからです。

作業をするときに音楽をかけると先述しました。しかしながら、作業は無限に行うことはできません。ほかのことをしなければならない、ほかのことがなくても時間の制約があったり、そもそも体力気力が低下して能率が下がってしまいます。PC内部の音楽を適当にメディアプレイヤーなどに放り込むと、再生時間が膨大になってしまいます。
CDや時間の決まっているプレイリストであれば、再生時間が決まっているため、「再生する時間ぐらいは集中しよう」という気分になり、作業に対してモチベーションを高く臨むことができます。
もちろん、CDの再生時間では作業が終了しないこともあります。しかし、それでもCDからの楽曲再生中は、高いモチベーションと能率で作業ができたのではないでしょうか。

もちろん、プレイリストを組めば、CDでの再生と同じことができます。ただ、PCで作業をしない場合、PCを立ち上げていない場合はCDでの再生を用いることが多く、Bluetooth対応のスピーカーとペアリングすればCDでなくても可能ですが、ただ手軽に使えるものとして思いついたのがCDなだけです。

今の時代、CDはオワコンとか一方的に言われることが少なくはありませんが、生活の形に合わせて適宜メディアを選択することで、それぞれのメディアの長所を生かし、恩恵を享受できるでしょう。


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「消費税込み」が消えました

皆さん、おはようございます。

小銭

タイトルの通り…NRTサウンドの楽曲制作プランから「消費税込み」の表記が消えました。
そこには、ある経緯がありました。

インボイス導入

インボイスについては、過去に確定申告してきましたにて説明しましたが、簡単に言うと「企業が支払うべき消費税相当額から、支出時に支払った消費税額を減免する」制度です。
材料の仕入れや制作の依頼時に支出した際、支出した先から「これだけの額面の消費税を納めます」と約束する、公的に効力のある適格請求書を受け取ることにより、その分の消費税額を減免できるようになります。

しかしながら、適格請求書を発行できるのは納税義務のある事業者であり、大半のクリエイターは、納税義務が発生するほどの事業利益を計上していないのが現状です(簡単に言うと、メディアへの露出があるレベルで著名なクリエイター規模にならない限り、事業利益で納税義務が発生することはありません)納税義務がない以上、適格請求書は発行できません

では事業利益が未達では適格請求書発行事業者になれないかと言うと、審査を通れば適格請求書発行事業者になることは可能です。しかし、適格請求書を発行できるということは、消費税を納税する義務が発生することになります。事業利益で納税義務が発生しない事業者に、売り上げのおよそ10%を消費税として納税することは、経済的な負担が計り知れません。
今後「インボイスを発行できない」ことがクリエイターとの取引に悪影響を及ぼす懸念はありますが、クリエイターに負担を強いれば、クリエイターは次々と倒れます。クリエイターが倒れることは、作品が作れなくなることとなり、巡り巡ってクライアントの首を絞める結果となるでしょう。

NRTサウンドでは、これまでは相場ページに「消費税込みの値段です」と記載してきましたが、現状免税事業者であり、「消費税込みの値段=的確請求書を発行できる」と誤解されてインボイス請求に関するトラブルの発生を懸念し、額面から「消費税込み」の表記を消去しました。この額面には消費税は含まれておりませんが、当然この額面に消費税を上乗せして請求することはございません。

もちろん、免税事業者と打ち出す以上、インボイス問題による発注の敬遠が発生する懸念はありますが、これから大切なのは、大多数の免税事業者であるクリエイターが、一方的な的確事業者への変動を強要され、経済的に困窮して廃業となる悲劇を起こさないよう足並みを揃えることだと思います。
そのための姿勢を見せることも、今回の「消費税抜き」表記の撤廃のひとつであります。


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最近のバラエティ番組に思うこと

皆さん、おはようございます。

バラエティ番組内でチーズハンバーグをとり上げて紹介しているVTRが流れているワンシーンです。
この左下、右下の文章はVTR中のナレーションです。
では、もう1枚を見てみましょう。

最近、こんな感じのバラエティ番組が多いような気がします。とりわけ、生放送系の番組では顕著に思えます。
この画像が言いたいことは、なんとなく察しが付くと思います。

VTRの音声をかき消すように、スタジオの音声が被さること、これが多い気がします。

確かにスタジオの反応が混ざった方が、取り扱っている内容について盛り上がるかもしれません。
ただ、その音声が、あまりにもVTRの音声をかき消しすぎている、そう感じるものが多いです。
番組内でVTRを流すということは、すなわち「視聴者にVTRの映像と音声を提供する」と言うことではないでしょうか。にもかかわらず、スタジオの音声でかき消さんばかりでは、VTRに焦点を当てている人からすると邪魔になるのではないかと思うほどです。
ただ、「番組を肴に話が盛り上がること」が好きな人もいるかと思います。もしかすると、こういう状況が発生する背景には、番組自体が「VTRを見て話が盛り上がるスタジオの芸能人の音声を聴かせること」を狙いとして作られているからなのかもしれません。

とはいえ、VTRが流れているときは、そのVTRの情報を得たいと思うものです…
何かうまい折衷案はないのでしょうか。


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