皆さん、おはようございます。
NRTサウンドは楽曲制作でお仕事のお手伝いをしています。
とまあ、それは当たり前の話ですが…何かの仕事を外注する理由とは何でしょうか?
外注する理由としては
・専門性が高く無資格者が行ってはいけないもの(建屋外部の掃除、産業廃棄物の処分、電気設備点検など)
・専門性が高くスキル保有者がいないもの(高度な動画制作、広告業、第三者検証など)
・やろうと思えばできるけどクオリティが肉薄できないまたは人的リソースを割けない場合(動画制作、イラストレーション、楽曲制作など)
といったことが挙げられます。
ただ、3番目の「やろうと思えばできる」については、状況によっては社内やプロジェクト内で解決するケースが少なくないかと思います。理由としては、「外注せずに自分たちで遂行すれば、その分だけ出費を浮かせられる」からです。
果たしてそれは本当に、出費を浮かせられるからコストカットになったのでしょうか?
そこで、専門的な立場の出番です。
楽曲制作の場合、大体は「プロモーション用動画につけるBGMを作ってほしい」という依頼が多いものです。
しかしながら、プロモーション用動画につけるBGMは、作らなくとも、商用利用可能な無料素材を使用するなど、代替案は多いです。それでもなお、専門的な立場の人に、楽曲制作を任せる方が、メリットが大きいと言えます。それはなぜでしょうか?
「自分たちで遂行したことにより浮いた出費」は、「その作業に費やしたことで本来できるはずの業務に紐づいた利益を消費した副産物」だからです。
動画作成を行うにあたり、楽曲だけ作成を依頼せずに商用利用可能なものを探して使うとしましょう…
商用利用可能な楽曲を探し、楽曲に目を通し(試聴)、利用規約に目を通し、場合によっては反社チェックを通し、それで使用を決定する…決定したものを、どこからどこまでの尺を使うのかを指定し、動画作成者に共有してやり取りする…特に最近は、フリー素材でありながら利用規約に目を通さずにイラスト素材を公共の印刷物に用い、著作権料の追徴をされるケースが報じられたばかりで、利用規約回りは専門性の高い部門とのダブルチェックなどコストが大きく嵩むことにもなるでしょう。
これだけの作業を行っている間、この方が本来できるはずだった業務がストップすることとなります。業務がストップするということは、この方が業務を行うことで発生するはずの企業の利益が発生しないことになります。1日程度なら何とか目をつぶることは可能ですが、これが数日に及んだ場合はどうなるでしょうか。その人の給料のおよそ2倍、企業に粗利益が発生すると仮定し、日給換算で2・3日程度費やしてしまえば、楽曲制作を外注するコストを優に超えるだけの利益の損失が発生することとなります。
だったら、楽曲制作も外注し、動画に最適かつ尺を計算した楽曲を受領し、あとはそれを動画制作者に投げるだけにした方が、安上がりではないでしょうか。しかもその間に、この方は普段の業務を遂行することが可能、すなわち、企業の利益につながる仕事を実施できます。
最近見かける、飲食店の宅配サービス。
割高だとわかっていてもなぜ利用するのか…その理由は薄々気づいていると思います。
割高であってもなお、得るものが大きいからです。
自分たちでもできることを、あえて外注する…
外注することで、自分は自分にしかできない仕事を進められて、それでいて受領すべき成果物が入ってくる…そうやって考えてみると、結果的に企業にとってお得ではないでしょうか?
NRTサウンドは、楽曲制作を「手段」として、あなたのお仕事のお手伝いをいたします。