6月にやってみよう

皆さん、おはようございます。

日曜大工

6月…雨が降る日が多く、晴れれば暑いという、なかなかに厄介な季節。
あとは季節柄、作業をすることが多くなる時期でもあります。
というわけで、6月をどう過ごしていくかを考えてみました。

6月は、ガッツリ部屋掃除をしようと思います。

…出た!
とりあえず部屋掃除と言う、やることが多いのに脇道にそれる例のアレ!
…と思うでしょう?
実は、これが結構重要だったりします。

部屋掃除と言うと、何を思い浮かべるでしょうか…?

床に散らばったものや机の上をきれいにして、掃き掃除や拭き掃除をする…
出ているものを収納する…
必要ないものを棄てる…
いろいろあるかとは思いますが、重要なのは部屋をきれいにした、その後です。

部屋をきれいにしました。
しかし、2,3週間もすると、部屋が散らかってきます。
そう、部屋掃除をしたにもかかわらずですね。
つまり、部屋を掃除したのに部屋が散らかるということは、散らかる要因がその部屋にあるということです。
人間と言うのは、往々にして楽をしたがるものです。文明の利器は楽をしたいからと言う欲求から生まれたと言い切っても過言ではありません。つまり、部屋掃除と言う、コストが高い行動は、どうしても後回しだったり、億劫になったりします。

部屋が汚れやすい理由には
・物の収納が時と状況によって変わってしまう
・収納するまでのアクションが多い
・収納にアクセスするのにアクションが多い
と言ったことがあります。
物が多ければ、収納しようにも行き場がありません。当然ながら、その場にとどまることになります。その状態で部屋掃除をしても、部屋を散らかす要因として残り続けます。
そして収納までのアクションが多い…これが実は重要です。これが日曜大工のように頻度の高くない作業であればいいのですが、衣服を畳んで収納するなど、恒常的に行うアクションの場合、アクション数が大きく嵩みます。押入の中に衣類収納を設けたはいいが、押入を開けて衣服収納を開け、衣服を収納して衣服収納を閉め、押入を閉める…押入に入っていなければ押入を開けて閉めるというアクションは必要ありません。
それだけではありません。
もし「押入が開かない」「衣服収納の前に物が置かれている」といった事態がコンビネーションを起こしていたらどうでしょうか?この時点でやる気を失って衣服が溜まっていってしまう…「どうせ数日後には着ることになる」と思ってしまえばもはや衣類収納に戻す理由がなくなります。

こうして、部屋を掃除しても、状況は戻ってしまうものです。

部屋掃除で大切なのは、部屋を掃除し、どこに何があるのかを明確にするだけでなく、作業導線を確保し、作業導線を妨げる要因を解決することでしょう。慢性的に同じ理由で部屋が散らかるのであれば、部屋が散らかる根本原因を解決しなければなりません。

…というわけで、今月は忙しいながらも、1日30分でも、ワンタスクだけでもいいので、部屋掃除を進めていけたらと思います。


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