皆さん、おはようございます。
近年、ソフトウェアを購入する時、普通に購入する場合と、サブスクリプションで購入する場合の大きく分けて2つがあります。
近年よく聞く「サブスクリプション」、これは一体なんでしょうか。
サブスクリプションとは
普通に購入するものが買い切りであるのに対し、サブスクリプションは購入時に大きな金額の出費を伴わないものの、主に月々の支払いを伴います。そこがサブスクリプションの特徴であり、買い切りとの大きな違いです。
そもそも買い切りは「製品の購入」や「有期のサービスの享受」に対し、サブスクリプションは「無期のサービスの享受」という「契約」に相当します。光熱費の支払い、スマートフォンの支払いはサブスクリプションの一種ですね。
買い切りの主な特徴
・製品やサービスを購入する際に一括で支払う。(クレジットの場合は分割もできる)
・ソフトウェアの場合、ある程度の期間はサポートが保障されるが、サポート打ち切りになることもある
・サポートが打ち切られても現物を使い続けることも可能
・サポートが打ち切られた場合、OSなどの新環境に対応しなくなる
サブスクリプションの主な特徴
・製品購入やサービス契約する際の値段は大体買い切りよりも安い
・月ごと、年ごとなど、一定期間で定額を支払う必要がある
・使用量に関わらず定額
・ソフトウェアの場合、サービスが続く限り無償でアップデートなどのサポートを受けられる
・OSなどの新環境に対応するケースが多い
・サポートの打ち切り≒サービスの終了となり使えなくなる
サブスクリプションの特徴としては、購入と同時にユーザー登録を伴うケースが多く、ソフトウェアの場合は常に最新版に更新できる利点がありますが、いわばユーザー契約のため、ソフトウェアやサービスの使用量に関わらず支払い義務が続きます。
何より、サブスクリプションの場合は「常に支払い続けなければならない」ことが負担になる方も少なくはないでしょう。特にプロフェッショナルの機材については、サブスクリプションを複数抱えたり、中には1件だけでも月額で5,6桁の支払いになるものもあります。それは「プロを目指しているが駆け出しである」という人にとっては博打に近い、相当な経済的な負担となりうるでしょう。
かく言うわたしも、支払うのであればサブスクリプションよりも買い切りで払ったきりの方が何かと安心なので、サブスクリプションか買い切りか、どちらを選ぶこともできるプランを用意してくれるとありがたいものですね。