皆さん、おはようございます。
9月ごろから予定していました新サービス、ようやく起動しました。
それがこちらです。
ココナラでの楽曲制作請負がサービスインしました。
ココナラと言えばCMを打っているほどの制作請負のポータルサイトとして有名です。もちろん、楽曲制作の請負を始め、楽曲関連の請負も扱っています。
楽曲制作はNRTサウンドのサイトでも受け付けていますが、ココナラの方が運営が介入している分、安心して依頼しやすいという利点があります。
ただ、目的はそこではありません。
ココナラに出張所を設けた理由
ココナラでの案件請負は、NRTサウンドが請け負うものの、NRTサウンドの請負窓口ではありません。
これが意味するのは何か…
大きな流れに面している請負窓口を設けることもそうですが、ココナラの利用者層に応じた案件を請け負うことを目的としています。
ココナラに対しては、正直なところ、世間一般の相場を逸した額面での請負を売りに出す同業他社がいるイメージがあります。そこに対して、普段のNRTサウンドの相場を提示すればどうなるでしょうか…
単純に想定されるのは「同じ業務内容に対して値段で比較されて案件を逃す」です。つまり、通常の業務請負窓口をココナラに設けたところで、案件を獲得するのは難しいでしょう。とはいえ、安請負で実績を増やすわけにもいきません。それで得られるのは、「相場を逸した安い値段で請け負った実績」であり、それが正当な相場での請負につながることはありません。
そこで、ココナラでは、比較的低価格でも問題がないライトな案件を中心に請け負っていく方針を打ち立てました。
NRTサウンドのサイト上で請け負う案件は値は張るけどバックアップ体制を手厚くしたプロジェクト、ココナラでは低価格短期納期を打ち出した、制作時間が短くリテイクなしの単発系での案件獲得を目指すこととなります。
これなら、激安案件という印象がなく、低価格短期納期を問題なく打ち出せて、実績数を積むことができると考えました。「激安案件」というのは、何も額面が安いという意味ではなく、「作業内容の割に額面が低い」という意味です。
ただ、この額面で楽曲を作りますというのは、あくまでもこの条件ありきということをしっかりと伝えないと、同業者を含めて全体のダンピングを助長しかねない…それだけは注意しなくてはなりません。
この作業にはこれだけの労力がかかることをクリエイターが訴求しなければ、自らの属する業界を守ることができない…これはクリエイターが直接的なモノ作りだけでなく、クリエイターという商売人として持つべき心構えであると、改めて思うところです。
なお、ココナラではサービスとして楽曲制作案件を販売しますが、現状毎年恒例のお盆と正月のアレに関する繁忙期のため、サービス販売開始は来年1月となります。ご了承ください。
(ココナラのクリエイターページから依頼することは可能です)