皆さん、おはようございます。
人というのは、大なり小なり、嫌いなものがあります。
ビジネスシーンにおいて、嫌いなものを嫌いということは、その嫌いなものを好きな人を傷つけるなど、忌み嫌われるものです。
もちろん、わたしも人ゆえ、嫌いなものはあります。
嫌いなものとは
わたしが嫌いなもの、それは…
過去を掘り起こされることです。
もちろん、嫌いなものはありますが、その中でもとりわけ嫌いなこと、我慢ができないこと、それが、過去を掘り起こされることです。
その背景には、家族や親戚と話をするたびに、子供の頃の時代の話ばかり掘り返されて嫌な思いをしている、ということが根強いですが、ひとまずそれはさておいて…要点だけをまとめましょう。
- 過去を変えることはできない
- 過去を顧みるための行動を台無しにする
- 過去に報いるための未来への歩みを妨げる
- 現在の自分よりも、力の劣る過去の自分に焦点を当てられる
大きく述べてこの4点です。
簡単にいうと「過去の自分を拭い去るために挽回した努力や時間全てが無に帰する」「成長した今を全否定される」ということになります。
いずれも、時間軸は未来に向かって動いているのに、その流れに逆行しかしません。例え、過去の汚点を雪ごうと寡黙に努力していても、それを踏みにじり、一瞬で無に帰しかねないのです。この結果、関係の悪化や最悪途絶があるかもしれません。
過去というのは、デリケートなものです。たとえそれが、親しい人や家族であっても、少年時代のノートのように、安易に覗いたり触れてはならない領域です。
「過去のことは今なら笑って話せる」というのは、あくまでも当人がいうセリフであって、それは当人以外が許可なくやっていいことではありません。
触れられたくない過去は、誰しもが大なり小なり持っているもの。
本人の口から語られるまで、温かい目で見守っていただけないでしょうか。
…なんか説教臭い記事になってしまいましたが、こんな一面もあるという紹介でした。
過去に触れてほしくないという想いは、良くも悪くも音楽制作に活きていると思うことが時にあります。