皆さん、おはようございます。
テレビ番組を視ていて思うことがあります。
・映像に同化しているスタッフクレジット
・1秒もしないで右から左に流れるエンドクレジット
こういう番組を見かけるようになりました。前者はアニメや特撮系番組で、後者はゴールデンタイムのバラエティ番組で見かけることが見かけることが多いものです。
この、テレビ番組のスタッフクレジットが見にくい問題、実は是正してほしいと思う理由があります。
気になった時にクレジットを調べられる
そもそもスタッフクレジットとは、この番組を作るにあたって、誰がどの役割でかかわっているのかを表記する目的があります。関わった人にとっては実績の証左となり、そしてこれから関わりたいと思う人にとっては、この仕事は誰が行っているのかを知る「情報」となり得ます。
映像制作に携わりたい、アニメの音響に携わりたい…
スタッフクレジットの名前を憶え、検索すればその仕事を行っている場所にたどり着くことができるでしょう。それはすなわち、放送業界における後進を生み出す種となるのです。
ただ、今は見逃し配信を行っているサービスもあり、リアルタイムで観ることができなくても振り返ることが簡単な時代…だとすると、番組のコンテンツを損ねないよう、あえてスタッフクレジットが判別しにくいように仕向けてある、とも捉えることはできます。
それでも、思い立った時の情熱が熱いうちに行動できるようにしてほしい…そういう想いはあります。
残念ながら、人は老いて現場を退くもの…
だとすれば、後進を育てる土壌を整えるのもまた、クリエイターの仕事と言えるでしょう。