皆さん、おはようございます。
冬の日の終わりを予感させる日。
動いた時に実感する、汗ばむような体感。
先週は雪や雨が降ることが多かった反面、今週は晴天が多く、そのせいかやっぱり多いのは、タバコの吸い殻。
食べ物のゴミを拾うことはありますが、その件数よりも圧倒的に多い、タバコの吸い殻。
なぜ、ゴミをポイ捨てすることはダメなのに、タバコの吸い殻となるとそれを考えないケースばかりなのでしょうか。
そこが意識されれば、ゴミ拾いの労力も、ずっと少なくなるでしょう。
店は地域社会のインポーター
Inporter その意味は「輸入者・輸入業者」
以前、11月分の掃除報告で、「常にゴミが散らかっている地域は治安が悪い印象を受ける」と書いたことがあります。ゴミが散らかる原因は、大きく分けて2種類です。
1.地域住人がごみを散らかす
2.地域にくる人がごみを持ち込む
今回は、2.についてお話します。
清掃活動をしていると、ゴミが特に多い場所が決まっています。
それは、幹線道路沿いでも、交差点でもなく…コンビニなどのロードサイドの店舗です。
地域の清掃活動をすることで、その地域の治安を守ることは可能です。
では、その地域住人が揃ってごみを捨てなくなれば、果たしてその地域ではポイ捨ては起こらないのでしょうか。
結論から言えば、その答えは「NO」です。
なぜなら、外からくる人が、ゴミを捨てる可能性があるからです。
そして、外からくる人がごみを捨てる…その場所のひとつが、ロードサイド店舗です。
ロードサイド店舗がごみのポイ捨てを助長するというわけではありません。
しかしながら、ロードサイド店舗の駐車場には、タバコの吸い殻やゴミが落ちているケースが多く、ひどいケースに至っては、明らかに灰皿からぶちまけたような捨てられ方をしていることもあります。
この状況を放置していれば、必然的に「その地域にごみが散乱している状況」に直結します。
もしゴミが散らかっていることと治安の悪さに相関性がある場合、地域住人の努力にもかかわらず、「外からごみのポイ捨てが持ち込まれ、徐々に地域の治安が悪化していく事態にもつながりかねません。
それを考えると、治安の悪さを輸入する「インポーター」となりうる、ロードサイドの店舗には、地域社会の治安をも左右しかねない責任があるように思えます。逆を言えば、そういった店舗が店やその周辺の清掃に努めることで、この地域は治安の悪さを輸入しないという意思の表明となり、その地域の治安は安定するでしょう。
ごみを捨ててはいけません
こんな簡単なことを、なぜ大人ができないのでしょうか。