行き過ぎた制約がテレビをつまらなくする

カメラ

皆さん、おはようございます。

カメラ

バラエティ番組を視ていると、思うことがあります。

ひと昔前に比べて、やたらとモザイクがかかるシーンが多いな
※いわゆるボカシなどの画像補正ですが、わかりやすくモザイクとしています

踏まえた上で見返してください…と言わなくても薄々気づいているとは思います。
・ロケをしているとき、道行く人の顔にモザイクがかかる
・自動販売機と思われる場所にモザイクがかかる
・ペットボトルの飲み物と思われるものにモザイクがかかる

この主な原因は「許可なく映されたことによる訴訟などのトラブルのリスクを回避」とか「特定商品が映りこむことによる意図しない宣伝効果とそれに伴うトラブルの回避」と言われています。
しかし、正直なところ、行き過ぎた規制としか思えません。

街頭インタビューならともかく、この店でロケを行いますと予め断ったうえで映り込んだ群衆に対しては「許可なく映された」と捉えるのはあまりにも不自然な気がします。
また、自動販売機も宣伝効果だからモザイクをかけるというのであれば、それこそ街行く自動車やブランド物のバッグでさえも同じようにモザイクをかけないとおかしいはずです。
ペットボトルの飲み物や飲食物に対しても、例えばモザイクをかけない場合は意図的に特定メーカーの製品ばかり集めて宣伝効果に利用される危険性はありますが、それが露骨であれば気づくことでしょう。

昨今、テレビが面白くないという声が聞かれますが、その原因のひとつにはテレビを媒体としない映像コンテンツが台頭してきたこともあるでしょう。しかし、それとは別に、クレームを怖れ、あまりにも行き過ぎた業界規制がコンテンツの面白さの足を引っ張っていることも大きな要因のひとつ、そう思わずにはいられません。


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最近のバラエティ番組に思うこと

皆さん、おはようございます。

バラエティ番組内でチーズハンバーグをとり上げて紹介しているVTRが流れているワンシーンです。
この左下、右下の文章はVTR中のナレーションです。
では、もう1枚を見てみましょう。

最近、こんな感じのバラエティ番組が多いような気がします。とりわけ、生放送系の番組では顕著に思えます。
この画像が言いたいことは、なんとなく察しが付くと思います。

VTRの音声をかき消すように、スタジオの音声が被さること、これが多い気がします。

確かにスタジオの反応が混ざった方が、取り扱っている内容について盛り上がるかもしれません。
ただ、その音声が、あまりにもVTRの音声をかき消しすぎている、そう感じるものが多いです。
番組内でVTRを流すということは、すなわち「視聴者にVTRの映像と音声を提供する」と言うことではないでしょうか。にもかかわらず、スタジオの音声でかき消さんばかりでは、VTRに焦点を当てている人からすると邪魔になるのではないかと思うほどです。
ただ、「番組を肴に話が盛り上がること」が好きな人もいるかと思います。もしかすると、こういう状況が発生する背景には、番組自体が「VTRを見て話が盛り上がるスタジオの芸能人の音声を聴かせること」を狙いとして作られているからなのかもしれません。

とはいえ、VTRが流れているときは、そのVTRの情報を得たいと思うものです…
何かうまい折衷案はないのでしょうか。


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