掃除しました(2022年7月)

皆さん、おはようございます。

暑くなってくると、清掃活動も大変になります。
1回の清掃活動でおよそ50分、移動する距離はおよそ2.5km…早朝に行っても汗だくになります。
そして、季節外れの雨天の多さは清掃活動にも大きく影響します。雨上がりであれば気温は比較的高くないですが、ゴミが濡れるためできるだけ避けています。

曲がりなりにも梅雨明けし、雨が降る時間が少なくなったからか、ゴミも多くなった感があります。
その中でも…

タバコの吸い殻が街路樹の根元に大量に捨てられていた光景がありました。

タバコの吸い殻は、言わずもがなポイ捨ての主な原因となるものですが、ここまでの量となると歩きタバコから捨てたとかではなく、意図的に投棄したと言える規模です。
そういえば、少し前にこんなニュースがありました。

タバコの吸い殻を捨てた男が逮捕 「掃除しているから汚してやろうと思った」

数年にわたりタバコのポイ捨てを続けていて、常習性を確認できたために逮捕に至ったという前代未聞のケースでした。

タバコのポイ捨て…タバコに限った話ではないですが、ポイ捨てについてはマナーを守らない、吸い殻のポイ捨てについては歩きタバコの吸い終わりということで発生するケースが殆どですが、残念ながら、掃除されていることを知っているからこそ、汚してやろうという思惑でポイ捨てに至るケースというのもありそうです。

過去に、「ポイ捨てを許さずに掃除をすることで、治安を保つ役割を果たす」と書きました。
掃除が行き渡っていれば、地域の自浄効果が働いていることの証左となります。
ただ、自浄効果が働くということは、地域の治安を貶める存在を追放するということであり、逆を言えば地域の治安を貶めたいと思う側からすると、これほど不快なことはないでしょう。目的はわかりませんが、ポイ捨ての次元を超えた規模の投棄をする行為を見ると、明らかにポイ捨てでは済まされない、意図的に汚してやろうという思惑さえ感じ取れます。

ここまでの規模になるポイ捨てについては、不法投棄として警察への通報も視野に入りますが、そういうケースは個別に対処し、地域の美化のため、ポイ捨てを許さないことを示すために、清掃活動を続けてまいります。


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掃除しました(2022年6月)

皆さん、おはようございます。

ずっと雨予報でまともに動けない日が続いたと思いきや、夏本番の酷暑日の連続…
こんな極端な6月は初めてです。

さて本題ですが…
当たり前といえば当たり前ですが、週の大半が雨の場合、落ちているゴミは少なく、天気がいい日が多い場合はゴミが多いです。特に、タバコの吸い殻。
最近では吸い殻もさることながら、電子タバコ系の吸い殻も目立つようになりました。自治体によっては路上喫煙禁止の対象外とされているところもあります。
タバコの吸い殻は、ほかのゴミと比べると小さい反面、「ポイ捨てをしている」実感が少ないように思われます。そこも、ポイ捨てが一向に収まらない一面でもあるのかもしれません。

ポイ捨てについての行政の在り方

路上喫煙に行政罰が課せられる地域はありますが、それでも千代田区のように大きな自治体以外で普段から路上喫煙に対するパトロールを見かけたことはあるでしょうか。
正直言って、ありません。川崎市でも川崎駅前あたりで見かけたぐらいで、ほかの主要駅前で定期的に行っている光景は見たことがありませんでした。
では、これらは所詮、禁止の看板を掲げているだけのただの案山子なのでしょうか。

実際に訊いてみた

これはあくまでも1行政の回答ではありますが
「コロナ禍のために巡回を停止しております」
…そう来ましたか。
まあ確かに、路上喫煙禁止エリアは比較的恒常的に密度が高い以上、職員の感染が危惧されるのもごもっともです。
ただ、今後コロナ禍が収束した際には、巡回や啓発イベントを行っていくとの回答も得られました。

とはいえ、職員を常に重点区域を巡回させるのは、行政の負担が大きいですし、職場で働いていない姿を見て税金の無駄遣いと非難する人もいるでしょう。
せめて、「この時間にこの場所で路上喫煙を見かけました」という情報を収集し、ある程度情報が固まったところでピンポイントで摘発するような通報窓口があれば、多少は違うのではないでしょうか。それに、そういうシステムが定着すれば、摘発を怖れてのマナー違反を減らすことも想定できます。

ただ、結局のところ…
昔のように、路上喫煙が当たり前の時代は、終わりました。
この一言に尽きると思います。


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掃除しました(2022年5月)

皆さん、おはようございます。

天気が悪い日が目立ちます。
GW以降を皮切りに、特に週末に天気が崩れることが多い気がします。今月に入り、週間天気の週末が両方とも雨予報じゃない日がなかったと記憶しています。
週末に行う清掃作業は、当然ながら雨天順延…雨が止んでも、掃除をする側としては厄介なものです。
ゴミを拾う際にゴミに付着した水滴が跳ねるところですね。

今回は、いつもに比べてゴミの量が少なかったです。

ごみ掃除をしている傍らで、街路樹のところに地域住民の方の姿を頻繁に見かけました。
よく見ると、街路樹の根元に、パンジーなど色鮮やかな花が植えられていました。
街路樹を、その地域の方が有志で育て、景観の向上に一役買っています。
こういった動きは、一見するとゴミのポイ捨ての防止に関わらないように思われますが、十分ごみのポイ捨て防止に一役買っていると思われます。
前回も話をしましたが、割れ窓効果…すなわちゴミが落ちていたら誰もきれいにしない状態は、治安悪化の堤の穴となります。なぜなら、その地域ではこういう治安悪化のシグナルを放置している証左となるからです。
街路樹を整え、その根元に花を植えることは、景観をよくするだけでなく、「この地域には人々の管理の目が行き届いている」ことの表れとなります。それに、良識のある人であれば、清掃が行き届き、きれいな花が整ったその場所に、ゴミを捨てようという気が湧くでしょうか。

言うなれば、「好循環」を生み出す活動そのものです。

楽曲制作と言う、乱暴な言い方をすれば「無くても生命活動を維持するために必要のないもの」を生業としているからこそ、社会インフラに不可欠ではないが、社会インフラを促進するこのような活動は、認められてほしいと思うところです。もちろん、花を植えようにも周りがゴミだらけでは意味がないですが、少なくとも、花を植えようという意識があれば、花を植えるためのインフラをまずは構築しよう、という気概が湧いてくるものだと思います。

心が乾きやすい今だからこそ、五感で感じ取れるオアシスが、求められています。


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掃除しました(2022年4月)

皆さん、おはようございます。

GW入ってからあちこち足を運んだり、楽曲制作の勉強会をしていたりと、更新が遅れましたが、掃除活動は相変わらず。

GWの真っただ中とあって、普段より大きめのごみ袋をもって、2倍ほどの時間をかけて臨みました。
しかし、春になったからか、コロナ禍が徐々に収束しつつあるからか、やはりタバコの吸い殻が多くなったとの感想です。

なぜゴミを拾うのか

ごみ掃除をすれば、街がきれいになります。でもそれだけではありません。
以前より書いていますが、ゴミが散らかっている頻度と治安の悪さには相関性があるように思えます。つまり、ゴミが散らかっているところは人の目が届かない場所…マナーを守る必然性が薄れ、より一層汚れを招き、治安を悪化させる悪循環を招きます。
逆を言えば、ゴミが散らかる=治安が悪いというのであれば、ゴミ拾いをすることで治安が悪いというイメージを打ち消し、それが治安悪化のファクターを追い出すことにもつながります。

街中で落書きされている光景、目にすることがあるかとは思います。
大体、橋の下とかトンネルの中、駐車場、営業を停止した店、廃屋と言ったところに多く、逆に一軒家や集合住宅ではそういった光景はありません。
落書きがされるところは、往々にして「誰が管理しているかがわかりにくく、管理している人などの人目につきにくい」といった、落書きをすることを憚る心理的要因がない場所が多いように思えます。
逆に、落書きがされない場所については、一軒家であれば家主、集合住宅であればそこの住人、商店であればその店の人や商店街の関係者…落書きがされた場合、落書きを実行した者をすぐに特定しようという力が働くことが明確な場合がほとんどです。
ですが、そういった場所でもゴミが散らかり、対処されることがなく散らかったままであるとすれば、どうでしょうか。おそらく、落書きをする者が「ここは汚しても問題ない、誰も咎めない場所だ」と認識し、落書きをしても処罰されず、むしろ同じ害を呼ぶに至るでしょう。

ちなみに、こういった行為は「割れ窓」「割れ窓効果」と呼ばれます。

ゴミを拾うということは、ゴミを捨ててもごみを拾う人がいる、ゴミ拾いをする活動があり、ゴミが散らかるのを許さないという証左となります。それは、地域の治安を守ることにつながります。

但しそれは、「ゴミを捨てても誰かが掃除してくれる」と言う意味ではありません。
ゴミのポイ捨ては、やめましょう。

掃除しました(2022年3月)

皆さん、おはようございます。

季節が春めいてきて…と思った矢先に雪が降るなどの寒の戻りとなるなど、温度調整が難しい日々が続きます。

春の陽気になったせいか、残念ながらタバコのポイ捨てが目立っています。
歩行喫煙自体が条例で禁止とされている自治体は少なくないですが、それでも行政の取り決めでは隅々まで行き届くことがありません。結局のところ、喫煙者のマナーに依存する状況は、しばらくは続きそうです。

そんな中、自治体の方が掃除している光景に出会いました。
日曜日であるにもかかわらず、交通量の多い道路の歩道と車道側にまで出て、ひとつひとつゴミを拾っていました。
もちろん、この清掃業務には、税金が投入されています。
ゴミをポイ捨てしないということは、清掃業務の頻度を減らすことにつながり、税金の歳出の軽減につながります。

インポーターのその後

前回「インポーター(輸入する者)」について語りましたが、ある日を境に、敷地内にごみのポイ捨てが目立っていたロードサイドの店から、ポイ捨てが消えました。
これまでは、駐車場内や敷地内の植え込みなどに、吸殻から紙屑といったものが捨てられ、日が経っても掃除される様子がなかったのですが、それらが一掃され、敷地内にはポイ捨て禁止のポップも掲示され、敷地内でのポイ捨てに対する店側の意識の強まりを覚えました。

今の住居を決める際に、いろいろな物件を内見してきましたが、共用部にタバコの吸い殻がポイ捨てされていたり、苦情対策の張り紙がされている物件は真っ先に候補から外れました。身近な環境に「ルールが守られていないサイン」があると、生活環境に悪影響が及ぶ危険性が高いと思ったためです。
それと同様に、ルールが守られていないサインは、人を遠ざけ、悪い状態を助長する要因となります。ルールが守られていないサインを消すこと…すなわち定期的な清掃活動をすることで、悪い状態を許さない、いい状態を保つことにつながります。

ゴミを捨てないことがベストであることに変わりはありません。
ですが、それは他力本願となり、祈りだけでは改善されません。
掃除をすること、掃除がされている状態を見せること…これが好循環を生み、ポイ捨てを許さない街づくりへとつながっていくのではないでしょうか。

せっかく住んでいるこの街ですから、心地いい状態でありたいですね。


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掃除しました(2月)

皆さん、おはようございます。

冬の日の終わりを予感させる日。
動いた時に実感する、汗ばむような体感。

先週は雪や雨が降ることが多かった反面、今週は晴天が多く、そのせいかやっぱり多いのは、タバコの吸い殻。
食べ物のゴミを拾うことはありますが、その件数よりも圧倒的に多い、タバコの吸い殻。
なぜ、ゴミをポイ捨てすることはダメなのに、タバコの吸い殻となるとそれを考えないケースばかりなのでしょうか。
そこが意識されれば、ゴミ拾いの労力も、ずっと少なくなるでしょう。

店は地域社会のインポーター

Inporter その意味は「輸入者・輸入業者」

以前、11月分の掃除報告で、「常にゴミが散らかっている地域は治安が悪い印象を受ける」と書いたことがあります。ゴミが散らかる原因は、大きく分けて2種類です。
1.地域住人がごみを散らかす
2.地域にくる人がごみを持ち込む
今回は、2.についてお話します。

清掃活動をしていると、ゴミが特に多い場所が決まっています。
それは、幹線道路沿いでも、交差点でもなく…コンビニなどのロードサイドの店舗です。

地域の清掃活動をすることで、その地域の治安を守ることは可能です。
では、その地域住人が揃ってごみを捨てなくなれば、果たしてその地域ではポイ捨ては起こらないのでしょうか。

結論から言えば、その答えは「NO」です。
なぜなら、外からくる人が、ゴミを捨てる可能性があるからです。
そして、外からくる人がごみを捨てる…その場所のひとつが、ロードサイド店舗です。

ロードサイド店舗がごみのポイ捨てを助長するというわけではありません。
しかしながら、ロードサイド店舗の駐車場には、タバコの吸い殻やゴミが落ちているケースが多く、ひどいケースに至っては、明らかに灰皿からぶちまけたような捨てられ方をしていることもあります。
この状況を放置していれば、必然的に「その地域にごみが散乱している状況」に直結します。
もしゴミが散らかっていることと治安の悪さに相関性がある場合、地域住人の努力にもかかわらず、「外からごみのポイ捨てが持ち込まれ、徐々に地域の治安が悪化していく事態にもつながりかねません。
それを考えると、治安の悪さを輸入する「インポーター」となりうる、ロードサイドの店舗には、地域社会の治安をも左右しかねない責任があるように思えます。逆を言えば、そういった店舗が店やその周辺の清掃に努めることで、この地域は治安の悪さを輸入しないという意思の表明となり、その地域の治安は安定するでしょう。

ごみを捨ててはいけません

こんな簡単なことを、なぜ大人ができないのでしょうか。


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