JASRACのアンケートに回答しました

皆さん、おはようございます。

2/28までツイッター(X)上で実施していた、JASRACアンケートについて回答しました。
同社に対する印象や認知度調査のほか、時勢もあって、生成AIを使った作曲や編曲、作詞と言った内容についても触れていました。

最後には自由記述で、JASRACに対する要望がありました。
そこについては、インディーズなど商業規模に至らない場合について、許諾を不要とするように要望しました。

現状、教育現場での利用、営利に一切かかわらない場面においては、許諾不要(=利用料の支払いが不要)ですが、教育現場での限定であること、利用自体が営利に関わらない場合でも商業施設や会場が有料などの場合は例外となるなど、その落とし穴は多く、むしろそれを忌避するために楽曲そのものを使用しない、と言った結論に至る場合もあります。

同人活動の一環として、アニメや漫画、ゲームに関する二次創作は、原作者黙認という形で実質容認(※ウマ娘のように年齢指定の描写が公式で禁止されているケースもある)されていますが、こと音楽となれば、登録曲のカバーやアレンジを始め、同人誌内においても歌詞の引用には許諾を申請する必要があります。
結果、アニメや漫画、ゲームと言ったコンテンツは世界をリードするクオリティを持つに至り、その裾野は広く、コンテンツ大国の名を欲しいがままにしていますが、音楽に至っては世界に通用できるレベルのインパクトは非常に稀で、グローバルグループといった、最初から世界での受けを狙う楽曲やユニットばかりが量産される状況であり、そこには国内で人気だったものが海外でも人気になる、と言ったアイデンティティは存在しません。

また、ライブハウスでの演奏についても、ライブハウスは使用した楽曲をリストにまとめるなどして管理しなければなりませんし、そういう楽曲を使用する場合は出演者に支払いを求めることにもなります。結果、ライブハウスを利用する機会が減り、ライブハウスという音楽の関係者と観客のインタフェースは数を減らし、それだけにとどまらず、新宿駅南口のような禁止とされている場所での路上ライブを行うといった迷惑行為の助長と、音楽関係者に対する貴賤の助長につながります。

そして、2000年に入った直後、個人ホームページ黎明期に行われたのが、登録曲のmidi配信に対する警告や削除要請…いわゆる「midi狩り」です。これにより、midiを扱っていた多くの個人ホームページが大打撃を受けました。たとえ決まり事であり、権利者に従わなければなりませんが、それでも、個人レベルに対しては行き過ぎたルールであるとしか思えません。

はっきりと言えば、登録曲を演奏したい、歌唱したい、発表したい…それが権利の侵害とは明確にしがたい営利目的ではない規模に対してまで厳粛に求められているのが息苦しいと思います。文化の醸成にはある程度の遊びが必要であり、その遊びがあるコンテンツとないコンテンツが、国内でどれだけの規模か、国外に対してどれだけの影響力を持っているか…その差は歴然です。
ですが、規則である以上、守らなくてはなりません。納得いかないから破っていいは認められません。
だから、営利目的でない、かつ利益を出さない規模を条件に、許諾を必要としないように要望を出しました。そこからの利益は得られませんが、裾野が増えて規模が大きくなることで、そのリターンは確実に増えていくことでしょう。

音楽は、音を楽しむと書きます。
楽しめない音楽に、どうして音楽のアイデンティティがありましょうか。


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