皆さん、おはようございます。
急激に寒くなって、冬支度が進みます。
と思ったら、日差しが強かったりと、温度調整が難しい時期でもあります。
やはり体感上、タバコの吸い殻が多く思います。
これには、外出時に屋外で人口密度が低い状況ではマスクを外して構わないという言質があることもあるかと思います。とはいえ、屋外でのマスク着用についてのガイドラインが敷かれたことが、相対的に吸い殻のゴミを増やしても、絶対的な増加にはなりません。
これまで通り、粛々と掃除し、その姿勢をもって訴えていくだけです。
歩行喫煙・路上喫煙の問題については、行政での対応が難しいものです。
その理由は簡単で、自治体という絶対的に広いフィールドを見回るのは無理だからです。
もちろん、自治体ごとの条例で指定場所以外での喫煙を禁止していたところで、守らない人は守らないですし、誰がそれを取り締まれるでしょうか。よほど悪質な事例でない限り、行政を動かすことはできないでしょう。
そこで考えるのが、個人レベル、町内会レベルでの対応です。
行政が街のあちこちに歩行喫煙禁止の看板を出すには、看板の絶対量もさることながら、設置するのにも費用が掛かりますし、それが税金から出ることになるので、反対運動につながるかもしれません。何より街の景観が悪くなることを懸念するでしょう。
個人レベルであれば、自宅の敷地内に歩行喫煙禁止の看板を掲示すれば行政を動かさなくても地域をカバーすることができますし、それを見て取り入れる人も出てくるかと思います。
ただ問題としては、歩行喫煙禁止のポップ、一体どこで売っているのかということです。
単純に考えると百円ショップやホームセンターですが、見たことがありません。禁煙は見たことがありますが、歩行喫煙禁止は見たことがありません。そもそも前者は建物内敷地内向けに対し、後者は建物外敷地外なので需要がないから作っていないのかもしれません。
また、町内会に頼むとなれば、看板を自作するなど個人レベルよりもパワープレイが可能ではありますが、問題は…
町内会と聞いて想像される人物像と、その世代の喫煙率です。
まず間違いなく、反対されるでしょう。
それを考えると、今のところ個人レベルでの路上喫煙繁体のムーブメントを増やしていく以外に、解決策はなさそうです。
もちろん、タバコの吸い殻だけが問題ではなく、食べ歩いた時のゴミを捨てるなども問題にはあります。ただ、路上喫煙という社会問題を突破口として、ポイ捨てそのものを許さない風潮を築くことは可能と思います。
そのためには、個人個人の心がけもさることながら、ポイ捨てに至らないインフラ作りをする必要もあるでしょう。