小学生バンドの演奏がすごい!

皆さん、おはようございます。

火曜日にテレビを視ていたところ、「プロのロックバンドの演奏」と「小学生バンドの演奏」を聞き分けるというコーナーがありました。

存在感ある抜けのいいスネアドラム
クレッシェンドするスネアのロール
合いの手で入るギターの対旋律

これは紛うことなきプロのロックサウンド!

…結論から言うと、上のような賞賛をした方が、小学生バンドの演奏でした。
これについては、Twitter(現:X)でも、小学生バンドの方がプロの演奏だと間違う人が多発したほどでした。

プロと見紛う小学生バンドのポテンシャルの高さ…!
これは将来が期待です。

おしまい。

…終わっちゃダメだ。

プロって何だろうな

この番組では、どちらがプロのアーティストの演奏家を聞き分けるということをやっていました。
しかしながら、この話の焦点は、なぜ多くの人が小学生バンドの方をプロの演奏と聞き間違えたか、というところにあります。
多くの人は、プロが演奏したものを当てることができませんでした。
しかしながら、前述したような理由で小学生バンドの方をプロのサウンドだと判断したということが多いということは、プロと判断する理由に、演奏の上手さがあるのではないでしょうか。
この番組が「プロのアーティストが演奏した方を選べ」というのであれば、多くの人が誤答したのは、まあそういうこともあるだろう、で済まされますが、その回答が「プロとアマチュアの技量を見抜けなかった」と判断するのであれば、間違いであると言わざるを得ません。
なぜなら、小学生バンドの方が、世間一般が思うプロの音に適った音を出すことができていたからです。

…これ以上語ると批判的な言動が増えかねないのでこのあたりで締めますが、プロはプロとして、語る必要もなくプロであるに足らしめる説得力を持って然るべき、と思いました。
もちろん、音楽関係であれば歌唱や演奏だけがプロたる要素ではなく、振る舞いや商売に対する考え方も含まれますが、改めて、一般的に近いレイヤーでのプロたる要因とは何か、を考えさせられた機会でありました。


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