なぜ夜に作業が捗るのか

皆さん、おはようございます。

「百万ドルの夜景って言うけど、あれは残業の光なんですよ!」とは言われますが…

クリエイターやアーティストといった芸能職は、夜型と言う印象が強いように思えます。
実際に夜に作業をする人が多いのも確かです。
ではなぜ、夜に作業をするのか…そこを考える人は少ないように思えます。

なぜ夜に作業をするのか

考えられる要件を挙げてみました。

・昼間は別の要件を消化する
・使える時間が夜しかない
・夜型人間である
・邪魔される要因がない

昼間は別の要件を消化する

昼間であれば、買い物に出たり、手続きに出たり、人と会ったりといったことができます。安全に散歩をすることもできますね。

使える時間が夜しかない

専業ではなく、会社員と兼業だったり、昼間はアルバイトを入れている場合、必然的にオフの時間は勤務外になります。

夜型人間である

生活リズムが逆転した場合は、朝方生活の昼に当たる部分が夜に相当します。

邪魔される要因がない

おそらく、これが最もしっくりくるのではないでしょうか。

昼間であれば、今日やろうとしている雑務をこなすのはもちろん、お昼や夕方になったら食事をとらなければなりませんし、入浴の時間も含まれます。その時間になれば、必然的に作業が中断されます。それに、アポイントメントがある場合は、そちらに対応しなくてはなりませんし、電話やメールなどの連絡が届くこともあります。実家生活であれば家族対応も必要になるでしょう。
しかし…
夜であれば、あとは寝るだけの状態で、邪魔する要因はありません。寝るまでの時間という制限はありますが、それまでの間、時間制限を意識することも含めて集中できるというのが大きいと思います。

基本的に、規則正しい生活を心がけているので、作業を昼間に行うのですが、やはり昼間においては食事をする、連絡を取る、不足があったら調達する、何か入用があったら対応する(夜であれば明日でいいやになる)などで作業を外れることが多く、確かに夜の方が作業が捗るなとは思うところです。特に自分自身、作業効率の上がり方が緩やかなので、作業の中断が頻発すれば、作業効率を戻すための時間が嵩み、作業進捗に如実に響くことが多く、集中して進められる夜に時間が使えるのであれば、正直魅力的とも思えます。

それでも、昼型を貫くのは…過去に夜型生活をして、その付けを払わされた経緯があったからです。
体調管理も仕事のうち…俗に「売れっ子」を言われる人はそこの欠如があるようにも思えます。長く長く活動を続けるためにも、まずは体調管理ありきで仕事をすることが当たり前になってほしいと思うところですね。


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画像加工が過剰過ぎませんかね…?

皆さん、おはようございます。

考える人

バラエティ番組やニュースを見ていて思うことがあります。
「いたるところにボカシやモザイクなどの画像加工が入っていることが多い」と。

画像加工する理由って何?

ボカシやモザイクと言うと、これまでは以下の局面で使用されてきました。

・わいせつ物などに該当する部位
・死体や手術などのグロテスクな描写
・逮捕時の手錠などの特定表現への配慮
・人物の顔、取材現場の周辺など、特定人物へのプライバシー保護の観点からの配慮
・工場内部、モニター内部など、機密保護のための配慮
・番組上の表現技法として

しかし、昨今のテレビ番組ではどうでしょうか…
上記以外にもボカシやモザイクで画像加工されるシーンが多いと思われます。
その主なものは、以下の通りです。

・政党関係者が掲示した政治関係のポスター
・自動販売機
・お菓子や飲み物、家庭用消耗品などのパッケージ
・会見での背景に掲載されたスポンサーロゴ
・街頭インタビューなど、道行く人たちの顔

政治関係のポスターを除き、前者3つについては「映すことによる不当な企業製品の広告をしないための配慮」と言われることが多いです。(部活動中の飲み物のペットボトルをそのまま映すと、単なる撮影と称しながらも1企業の飲み物だけにしてステルスマーケティングをする展開も考えられる)
また、街頭インタビュー中およびバラエティ番組のVTR中に映った背景の人については、肖像権の侵害とならないようにその予防のために画像処理を行うとされています。

確かに昨今の画像処理がこういった物事に配慮して行われている結果と言うのは納得できます。
とはいえ、正直なところ、画像加工ばかりが目立って、正直規制が行き過ぎているのではないかと思うところもあります。
旅番組中に映る自動販売機も部活動中のドリンクも、決してその宣伝が目的ではないはずです。
街行く人が移りこんでも、意図的にその人にカメラを向けているというわけでもないと思います。
様々な予防策でがんじがらめにした結果、ボカシやモザイクだらけの映像ができあがること…そこには違和感を覚えずにはいられません。

とはいえ、「ボカシやモザイクだらけで不快!今すぐ画像過去をやめろ!」と言うわけにはいきません。クリアすべき課題は多いですし、何より「商標にかかるものや無特定多数のプライバシーに関する要因に対しても画像加工は必要ない」という言質が必要となります。
なので今は、「どうしてここまで画像加工しないといけないのだろう」と感想をつぶやく以上のことはできません。

時代は常にアップデートされ、その時々の時勢に応じたルールが定められています。
とはいえ、自主規制の締め付けばかりが強化されてしまえば、コンテンツの魅力は失われます。
特にこのご時世、誰かがダメと言えばあっという間にそれが普及してしまうこともあり、自主規制のガイドラインの確立には慎重であってほしいと思うところです。


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東京で見てきた意外なもの

皆さん、おはようございます。

GWは、稀に見る天気の悪さと背中合わせの中、ミキシング技術の勉強会を行ったり、遠出したりと、普段できないことを進めていました。
今回はその遠出のうち、東京は秋川渓谷の入り口、武蔵五日市まで行ってきました。

本来の目的地は武蔵五日市駅が最寄ではないですが、目的地に足を運ぶにあたり、そこまでの行程がちょうどいい距離だったので、五日市線の終点である武蔵五日市駅まで電車で移動。
そこから、駅前の幹線道路に沿って北東に向かいます。

東京都とは思えない地方の景色の中を道なりに歩き…

アップダウンを繰り返してたどり着いたのは…

大仏…?

東京都にある大仏「鹿野大佛」です。(入場料:300円)
存在を知らないという方、おそらく多いのではないでしょうか。

それもそのはず。
この鹿野大佛が建立されたのは、平成30年3月。おそらくは日本最新の大仏ではないでしょうか。

ちなみ…台座の下に内部への入り口があり、内部には観音像が安置されています。
そこに線香を手向けることができるのですが(有料)、その線香がアイスの棒ぐらいの大きさで、火をつけると徐々に燃えていき、正面に経文が浮かび上がるというユニークなものでした。

健康と仕事の飛躍を祈願し、最寄り駅を目指して歩きだします。鹿野大佛のある日の出町は、近郊農業が盛んで、畑が広がっている景色が目に留まります。初夏は一面の緑が広がる光景が見えるのではないでしょうか。

新鮮な空気を堪能できるよう、1日も早いコロナ禍の終息を願うばかりです。


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「消費税込み」が消えました

皆さん、おはようございます。

小銭

タイトルの通り…NRTサウンドの楽曲制作プランから「消費税込み」の表記が消えました。
そこには、ある経緯がありました。

インボイス導入

インボイスについては、過去に確定申告してきましたにて説明しましたが、簡単に言うと「企業が支払うべき消費税相当額から、支出時に支払った消費税額を減免する」制度です。
材料の仕入れや制作の依頼時に支出した際、支出した先から「これだけの額面の消費税を納めます」と約束する、公的に効力のある適格請求書を受け取ることにより、その分の消費税額を減免できるようになります。

しかしながら、適格請求書を発行できるのは納税義務のある事業者であり、大半のクリエイターは、納税義務が発生するほどの事業利益を計上していないのが現状です(簡単に言うと、メディアへの露出があるレベルで著名なクリエイター規模にならない限り、事業利益で納税義務が発生することはありません)納税義務がない以上、適格請求書は発行できません

では事業利益が未達では適格請求書発行事業者になれないかと言うと、審査を通れば適格請求書発行事業者になることは可能です。しかし、適格請求書を発行できるということは、消費税を納税する義務が発生することになります。事業利益で納税義務が発生しない事業者に、売り上げのおよそ10%を消費税として納税することは、経済的な負担が計り知れません。
今後「インボイスを発行できない」ことがクリエイターとの取引に悪影響を及ぼす懸念はありますが、クリエイターに負担を強いれば、クリエイターは次々と倒れます。クリエイターが倒れることは、作品が作れなくなることとなり、巡り巡ってクライアントの首を絞める結果となるでしょう。

NRTサウンドでは、これまでは相場ページに「消費税込みの値段です」と記載してきましたが、現状免税事業者であり、「消費税込みの値段=的確請求書を発行できる」と誤解されてインボイス請求に関するトラブルの発生を懸念し、額面から「消費税込み」の表記を消去しました。この額面には消費税は含まれておりませんが、当然この額面に消費税を上乗せして請求することはございません。

もちろん、免税事業者と打ち出す以上、インボイス問題による発注の敬遠が発生する懸念はありますが、これから大切なのは、大多数の免税事業者であるクリエイターが、一方的な的確事業者への変動を強要され、経済的に困窮して廃業となる悲劇を起こさないよう足並みを揃えることだと思います。
そのための姿勢を見せることも、今回の「消費税抜き」表記の撤廃のひとつであります。


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最近のバラエティ番組に思うこと

皆さん、おはようございます。

バラエティ番組内でチーズハンバーグをとり上げて紹介しているVTRが流れているワンシーンです。
この左下、右下の文章はVTR中のナレーションです。
では、もう1枚を見てみましょう。

最近、こんな感じのバラエティ番組が多いような気がします。とりわけ、生放送系の番組では顕著に思えます。
この画像が言いたいことは、なんとなく察しが付くと思います。

VTRの音声をかき消すように、スタジオの音声が被さること、これが多い気がします。

確かにスタジオの反応が混ざった方が、取り扱っている内容について盛り上がるかもしれません。
ただ、その音声が、あまりにもVTRの音声をかき消しすぎている、そう感じるものが多いです。
番組内でVTRを流すということは、すなわち「視聴者にVTRの映像と音声を提供する」と言うことではないでしょうか。にもかかわらず、スタジオの音声でかき消さんばかりでは、VTRに焦点を当てている人からすると邪魔になるのではないかと思うほどです。
ただ、「番組を肴に話が盛り上がること」が好きな人もいるかと思います。もしかすると、こういう状況が発生する背景には、番組自体が「VTRを見て話が盛り上がるスタジオの芸能人の音声を聴かせること」を狙いとして作られているからなのかもしれません。

とはいえ、VTRが流れているときは、そのVTRの情報を得たいと思うものです…
何かうまい折衷案はないのでしょうか。


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My Old Gear…

小銭

皆さん、おはようございます。

小銭
4月を迎え、新生活が始まった方も多いかと思います。
新しい物件、新しい環境、新しい学校・職場、そして…

新しい、家電。

さて、「My New Gear…」を言えば、直訳すれば「新しい機材を手に入れた…」と言うことですが、今回はなぜ「My Old Gear…」という、正反対のことをタイトルにしたのかをお話しします。

家電は高くてもいいものを買おう

新生活を始めるとなると、家電を揃えるところから始めますが、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコンと、とにかく買うものが多く、その出費は無視できません。そうなるとどうしても、安さで選ぶという評価基準がウェイトを占めてきます。
とはいえそこで「安いからこれにしよう」はおすすめできません。もちろん、必要条件を満たしたうえで吟味し、結果値段の安さで決める、なら問題はありませんが、安さを取り、必要な機能を捨ててしまうと、それが後で高くつく結果になりかねません。

先日、掃除機を新調しました。
掃除機は東京進出時にハンディタイプを購入しました。重さ1kgほどで、頻繁に掃除できることを目的として購入しましたが、この度新しく充電型のハンディタイプを購入しました。値段は先代の掃除機の4倍ほどです。
先代の掃除機は、コストパフォーマンスは悪くないのですが、プラグを刺して給電するタイプだったので、掃除する部屋の変更のたびにプラグをコンセントから抜き、差し替えて…を繰り返していました。
プラグを差し替える手間、中にはコンセントが遠かったり電源タップを使う箇所もあり、時には掃除中にコードが物を引っ掛ける事故も起こりました。
そして何より…
「頻繁に掃除できることを目的として」購入したはずのハンディタイプの掃除機が、手間がかかるという一言で使われにくくなっていました。掃除をしても、掃除が甘くゴミが残っていたり、ふとした時にゴミが落ちていることに気づいても、ハンディタイプの掃除機を持ってきて、コンセントを接続して、掃除して、コードを収納して、掃除機を収納する…といったステップが多く、結果として掃除すべき箇所から目を逸らしていた状況に陥ることも少なくありませんでした。

そこで、先日購入した充電式の掃除機であれば、掃除のために給電する手間もなく、本体をもってきてスイッチオン、吸い込んだらスイッチを切って元の充電スタンドに戻す…これでプラグを刺すタイプよりも掃除に対する抵抗感が大幅に減るものと思われます。

もちろん、プラグを刺すタイプの掃除機に利点がないわけではありませんし、台車付きのタイプにも利点があります。ただ、生活環境によってメリットとデメリットがあり、適材適所と思われます。

・台車付き:吸引力が強く、一軒家など面積の多い家屋に向く。
 反面、台車の移動を伴い、駆動音も大きく、集合住宅では騒音の原因(主に台車を転がす音)になる
・ハンディタイプ:手軽で扱いやすく、収納面積を取らない。一人暮らしの物件に向く。
 反面、ヘッドが小さく、大きな面積の掃除には不向き
・充電式:ハンディタイプのメリットに加え、コードレスなので手軽
 充電が切れると稼働できず、強仕事時の稼働時間が短い
・自走型:勝手に自宅内を動いて掃除する
 反面、障害物の多い家具配置は不向きで、ピンキリだが全体的に高い

さて、本題に戻りましょう。
家電は長く生活すればいずれ買い替えることが想定できますが、それでもよほどのアクシデントがない限り、10年程度は問題なく使えるかと思います。つまり、10年程度、購入した家電と付き合うということになり、それは、安さを選んだがために伴った不便さとも10年程度付き合うということをも意味します。
特に、電子レンジはオーブンレンジなのか電子レンジ機能のみなのか、エアコンは静音設計なのか省電力設計なのか、メーカーは国内メーカーなのかなど、購入後のことを考えると、目先の安さに惹かれずに高い家電を購入した方が結果としてコストパフォーマンスがいい結果になる場合もあります。
もちろん、安い=粗悪と決めつけるわけはないですが、ある程度値段のする家電を購入した方が、値段が高い理由を実感できると思います。
どうせ付き合うのであれば、付き合った時間だけ恩恵を感じたいものですね。

値段が高いには、理由がある…

安さばかりが美徳とされがちな今だからこそ、考えてみる必要はありそうですね。


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