ASMRは人を豊かにする?

皆さん、おはようございます。

最近、ASMRという音系コンテンツが身近になりました。

ASMRとは、いわば臨場感を感じられる音声作品のことであり、正確に言うとASMR自体に音声作品という意味合いはないのですが、ASMRが意味する「聴覚などの刺激により感覚が高揚する」コンテンツなため、こういう音声作品をASMRと指すことが多いです。

表題の通り、ASMRは人を豊かにする?と書きましたが、
では、その理由はなぜでしょうか。

ASMRが生活を豊かにする契機

「膝枕して耳かきの音声がなぜ生活を豊かにするの!?」と思うかもしれませんが、こう考えます。

ASMRというのは、普通の楽曲と比べると音圧が低いです。そもそも耳かきの音声が市販の楽曲並みに音圧があったら騒がしいだけですし、焚き火の音に至ってはバーナーでも使ってるんじゃないかと思うほどでしょう。

つまり、ASMRを聴く環境というのは、音圧が低くても十分に堪能できる環境…すなわち、静かな試聴環境を保有するということです。そして、ASMRにおいては、静寂もまた、コンテンツを形成する大切な要因となります。これにより、音楽を、ただ音が出ているだけでなく、静寂と音のバランスも大事にするということに気づきます。

これまでの楽曲は、音圧戦争ともいわれるほど、無用に楽曲の音圧を高める風潮が強いものでした。しかしながら、ASMRはその音圧戦争そのものを否定し、音声コンテンツに革命をもたらしたものだと思います。
ASMRを楽しむ環境があるということは、同じように音圧の低い楽曲、クラシックなどの音量の抑揚が大きい楽曲、ヒーリングミュージックなど静寂と音のバランスを要求される楽曲を享受できる環境にあると言えます。言ってみれば、音圧の低い音声作品に費やすだけの音響設備があるということです。そういう設備があるということは、音圧の低い音声作品を楽しむ時間を確保できる…

音楽を聴くことについては、移動中に携帯機器でというのは可能ですが、周りがうるさい環境が多く、結果として音圧が高い音楽が有利になってしまいます。
しかし、ASMRに始まる、音圧戦争を脱した楽曲や音声作品を享受するようになれば、音圧戦争の否定とともに自ずとそういう作品が増えるだけでなく、音響の環境を整えたり、その時間を確保するようになり、何かに追われる生活そのものを変え、余裕のある生活が普及する契機になるのではないか、という風を吹かせて桶屋を儲けさせる展開になることを、ASMRには期待しています。


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すぎやまこういち氏を偲ぶ

飛躍

皆さん、おはようございます。

飛躍

掲題の通り、すぎやまこういち氏が2021.9.30に亡くなられました。

氏の功績と言えば、言うまでもなくドラクエことドラゴンクエストの楽曲の制作が代表的。
もちろんそれだけでなく、ほかのゲームの楽曲や、アニメの劇伴、歌謡曲、ひいては競馬のファンファーレなど、様々な場所で耳にする数々の楽曲を制作してきました。

個人的にはやっぱりドラクエの楽曲を作った人、という印象が強く、ゲーム音楽を制作する際にオーケストラ楽曲を創ろうと思う時は、いつも頭の片隅にドラクエのテーマ曲が流れていました。
あの曲は和声法をかじった身からするとお手本的な曲ともいえるもので、何よりも和声法という眠くなりそうなジャンルへのとっかかりともなる曲でもありました。

ストリングスの扱いに長ける、と自負するに至るも、かつてはストリングスの扱いはどうすれば…とその魅力に気付かない時代もありました。ストリングスの美しさだけでなく、オーケストラの感情豊かなハーモニーの魅力に気付けたのも、すべてはゲーム音楽のおかげであると言い切れます。

そして記憶に新しいのは東京オリンピック…まさかゲーム音楽がオリンピックの晴れ舞台で流れる日が来るとは思ってもいなかったでしょうし、ゲーム音楽が世界に認められた証左であると言えるでしょう。ゲーム音楽のレジェンドのひとり、まさにその通りです。

―そして伝説へ。

謹んで、氏の冥福を心よりお祈り申し上げます。

復活宣言。

分岐点

皆さん、おはようございます。

分岐点

このブログ、実に令和になる直前からここまでずっと更新が滞っていました。

いろいろと事情がありましたが、簡単に言うと「継続的にブログ更新をするのができなくなった」ことが理由でした。あとは、私生活や仕事事情に関するところですね。

このブログですが…

・週1程度のペースで
・そこまでボリュームも多くない
・音楽関連の話以外も展開します

以上の要素で無理のない程度にお送りしたいと思います。


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「リダイレクト系広告」って何?

サイドバー

皆さん、おはようございます。

 

インターネットで調べ物をした時、こんな経験はないでしょうか…

「調べ物をしていたら突然変なサイトに飛ばされた」

「いきなり画面いっぱいに『ウイルスに感染しています』って画面が出てきた!」

「変なサイトに飛ばされた…ウイルスに感染したんじゃ…」

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投票に行ってまいりました

選挙

皆さん、おはようございます。

選挙
4/7は統一地方選挙の投票日です。
多くの都道府県・地方自治体で、知事選・議会選の選挙が行われます。

もちろん、朝の散歩ついでに、投票してまいりました。
投票所は少し遠いですが、散歩コースとしてはちょうどいいものです。

神奈川県知事選挙に県議会議員選挙、そして市議会議員選挙と3つ重なりましたが、それぞれ、ポスターを見たり公約を見るなどして、しっかりと票を投じてきました。

投票は国民の権利であり、有権者の義務です。
直接行政を動かすことができない以上、少しでも自分の思いに沿った議員に、投票という形で民意を表明する権利があり、有権者の義務だと思います。
確かに世代間による票田の層の厚さも違いますし、公約自体が特定の年代層に重きをおいている候補者もいることでしょう。それでも、自分の年代層がこれだけこの候補者を支持しているということを伝えれば、すぐにとは行きませんが、耳を傾けるようにはなります。
だから絶対に「面倒だから投票に行かない」「自分が投票しても世の中は変わらない」なんて諦めないでください。投票に行けば変わる可能性はありますが、変えようとしなければ絶対に変わりません。

もちろん…

  • 不在者投票のための正当な理由を求めない
  • 不在者投票所の増設および混雑緩和
  • 夜遅くまで開設する駅前に不在者投票所を設ける
  • 企業が休出や勤務時間に配慮する

など、不在者投票の物理的心理的な敷居を下げ、投票率を上げる行政の努力は必要でしょう。投票日に投票所の敷地内に出店を出すなど、ただ投票のためだけに赴くのではなく、地域活性化イベントの一環のように扱うのも面白いかもしれませんね。

 

しっかりと考え、自分の意見を1票として届けましょう。

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